未成年(15歳未満)のパスポートを親が代理オンライン申請する際、戸籍電子証明書提供用識別符号(16桁)は誰が取得し入力するべきか疑問に感じる方に向けて、正しい手順と注意点をわかりやすく解説します。
代理申請で識別符号は誰が取得すべき?
未成年(15歳未満)のオンライン申請では、親権者(法定代理人)が「代理人サービス」を使って申請をします。
この場合、識別符号は代理人ではなく「同じ戸籍にいる親」が事前にマイナポータルで取得する必要があります。代理人であっても、自分では取得できません :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
識別符号取得の具体的な流れ
例えば父親が取得する場合—
- 父親がマイナポータルでログイン
- 「戸籍電子証明書提供用識別符号の取得申請」を実施
- 取得後に表示される16桁の識別符号をメモ
その後、マイナポータルで代理人登録・代理サービスを開始し、申請画面でその識別符号を入力して未成年の申請を進められます :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
署名用電子証明書暗証番号は誰のもの?
15歳未満の未成年には署名用電子証明書がなく、署名用暗証番号は不要です。
オンライン申請には親権者の署名用暗証番号(6〜16桁)が必要で、未成年本人には不要です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
年齢別オンライン申請のポイント
- 15歳未満:親権者が代理人として申請、識別符号と暗証番号は親のものを使用。
- 15〜17歳:本人が申請可能だが「親権者同意書+識別符号」は必要。
- 18歳以上:本人による通常申請でOK。
まとめ
・未成年(15歳未満)の代理申請では、親権者が識別符号を取得し入力する必要あり。
・識別符号は同一戸籍にある15歳以上の親がマイナポータル経由で事前取得。
・署名用暗証番号も親のものでOK。
・15〜17歳は本人申請も可だが、識別符号+同意書は必要。
以上の手順を踏むことで、戸籍書類の提出なしにオンラインでパスポート申請が可能です。初めての手続きでも安心して進められます。


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