高速道路上のパーキングエリアで友人と待ち合わせをして、そのまま同じインターチェンジでUターンするという利用方法は、意外と多くの人が考えるシチュエーションです。特に、上り・下りが自由に行き来できる「大津PA」のような施設では、気軽な待ち合わせスポットとして注目されています。この記事では、ETCを利用した場合の料金計算やゲートが開くのかなど、具体的な疑問をわかりやすく解説します。
ETCで同じインターチェンジから出るとゲートは開く?
結論から言えば、ETCは同一インターの入出場でも基本的に開きます。ただし、「無効通行」として処理されるケースもあり、料金所やNEXCOから後日確認連絡が来ることがあります。
例えば、ETCレーンではゲートは開くものの、明らかに異常な走行(入場から出場まで時間が短すぎるなど)の場合、NEXCO側で不審な利用と判定されることがあります。
料金はどう計算される?実質無料になるのか
同一ICからの入出場では、「通行距離がゼロ」になるため、多くの場合で料金は0円になります。ただし、ケースによっては最低料金が加算される場合や、数キロ走行と判定される例もあります。
また、同じICでも通行時間が長すぎると、最長経路料金が請求されるケースも報告されています。たとえば「大津IC→大津IC」で数時間滞在し戻ると、エラー扱いになることもあります。
大津PAは上下線共用の「ぷらっとパーク」対応
大津PAは関西で珍しい「上下線往来可能」なパーキングエリアです。高速に乗らなくても入れる「ぷらっとパーク」もあるため、待ち合わせや観光スポットとしても人気です。
徒歩で上下線を行き来できる連絡通路があり、パーキングエリア内で食事や買い物も楽しめます。
トラブルを防ぐための注意点
- 通行時間はできるだけ短く(30分以内が安心)
- ETC明細に不審な点があればすぐにNEXCOへ問い合わせ
- ぷらっとパーク駐車場も視野に入れて、一般道から合流するのもアリ
- 連絡通路は深夜帯など利用制限がある場合もあるため事前確認
実際の利用例:読者体験談
関西在住のAさんは、名古屋方面の友人と大津PAで待ち合わせを計画。名神高速に入り、大津ICから入場。PAで1時間滞在し、そのまま大津ICで出場。ETCゲートは正常に開き、料金は0円と表示されました。
ただし、その翌日にETC利用照会サービスで確認したところ「無効通行」となっていたため、念のためNEXCOに連絡。事情を説明すると問題なく処理されました。
まとめ
大津PAのように上下線が行き来できるスポットは、便利な待ち合わせ場所です。同一インターチェンジでの入出場でもETCゲートは基本開きますが、必ずしも正式に認められている利用とは限らないため注意が必要です。
確実に無料で済ませたいなら、ぷらっとパークを利用する、もしくは通行時間を短くしておくなどの対策を取りましょう。事前の情報確認が、トラブル回避のカギになります。


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