香港エクスプレス「ウルトラライト」利用時の荷物ルール完全ガイド|バックパックの持ち込みや追加料金について解説

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香港経由でベトナムなどアジア各地を旅する際に便利なLCC「香港エクスプレス(HK Express)」。特に価格を抑えた「ウルトラライト(Ultra Light)」運賃は人気ですが、荷物の制限が厳しいため注意が必要です。本記事では、ウルトラライト運賃を利用する場合の手荷物ルールや、バックパックを持ち込みたい場合の選択肢、追加料金の目安を詳しく解説します。

ウルトラライト運賃に含まれる手荷物とは?

ウルトラライト運賃に含まれているのは、1個の身の回り品のみです。つまり、リュックやキャリーケースなどの機内持込手荷物は含まれていません。

許可されるのは「座席下に収納できるサイズの小さなバッグ」(例:ショルダーバッグ、ハンドバッグ、ノートPCケース)で、サイズは40cm × 30cm × 10cm、重量は7kg以内が基準です。

バックパックを持ち込みたい場合の方法

標準的なバックパック(学校用サイズや1〜2泊旅行用のものなど)は「身の回り品」としてはサイズオーバーになるため、ウルトラライト運賃では機内持ち込み不可となります。

その場合は以下のいずれかの対応が必要です。

  • 運賃を「ライト」または「フレックス」にアップグレード(機内持込荷物1個まで可)
  • オプションで「機内持込荷物(7kgまで)」を追加購入
  • バックパックを「預け入れ手荷物」として登録

特に乗り換えがある旅行やLCCに慣れていない場合は、ライト以上の運賃に変更することでトラブル回避になります。

預け入れ手荷物の追加料金はいくら?

香港エクスプレスでは、預け入れ手荷物は20kg、25kg、30kgなどの重量別で事前購入が可能です。

2024年7月時点の事前購入料金(オンライン)は以下の通りです(日本〜香港線参考)。

重量 片道料金(目安)
20kg 約2,800〜3,600円
25kg 約3,400〜4,200円
30kg 約4,000〜5,000円

※料金は路線・予約時期・キャンペーンによって変動あり。空港購入は割高になるため、オンラインでの事前購入が断然おすすめです。

経由便で乗り換えがある場合の注意点

香港で乗り継ぐ場合、荷物は「スルーチェックイン(目的地まで自動で運ばれる)」になるか、一度入国・再預けが必要かは予約方法によって異なります。

  • 同一予約番号で往復や乗り継ぎを手配 → スルーチェックイン可能な場合あり
  • 別々に便を予約した場合 → 香港での一時入国・再チェックインが必要

特に預け入れ荷物がある場合は、乗り継ぎ時間に十分な余裕を持ちましょう。

まとめ:ウルトラライト運賃は荷物制限に要注意

香港エクスプレスのウルトラライト運賃はリーズナブルですが、機内持ち込み荷物の条件が非常に厳しいため、バックパックを含めた大きめの荷物を持ち込みたい場合は、オプション購入や運賃変更が必要です。

快適でスムーズな旅のために、出発前に必ず公式サイトで最新の荷物規定と料金を確認し、余裕のあるプランを立てましょう。

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