日本人が中国に行くときにビザは必要?最新の中国ビザ制度を解説

ビザ

2024年現在、日本人が中国に渡航する際のビザの要否は目的や滞在日数によって異なります。特に短期滞在と長期滞在では対応が分かれるため、渡航前に最新情報を確認することが重要です。

中国への短期滞在にはビザが不要なケースも

中国政府は2024年3月1日から12月31日までの期間限定で、日本を含む6か国の国民に対し、15日以内のビザ免除措置を導入しました。これにより、日本国籍の方は以下の条件を満たす場合に限り、ビザなしで中国に入国できます。

  • 観光、ビジネス、親族・友人訪問、乗継などが目的
  • 滞在日数が15日以内であること
  • 有効なパスポートを所持していること

たとえば、「北京に3泊4日で観光旅行に行く」といったケースではビザ取得は不要です。

15日以上の滞在や就労目的ではビザが必要

滞在期間が15日を超える場合や、就労・留学・報道・定住などの目的で渡航する場合は、これまで通りビザの取得が必要です。

このようなケースでは中国ビザ申請センター(東京・大阪など)に出向き、必要な書類(パスポート、申請表、招聘状など)を提出し手続きを行います。

また、航空券の予約確認書や滞在先の情報などが必要な場合もありますので、申請前に詳細を確認しておきましょう。

ビザ免除対象の注意点と補足

この15日間のビザ免除措置は「試験的措置」とされており、延長の有無や今後の制度変更が予告なく行われる可能性があります。そのため、在大阪中国総領事館の公式サイトなどで最新情報の確認が推奨されます。

また、以前ビザを取得していた方でも、有効期限が切れている場合は新規取得が必要です。

ビザ申請の流れと必要書類の概要

就労・留学・長期滞在などでビザを取得する場合の大まかな流れは以下の通りです。

  1. オンラインでビザ申請表を入力・印刷
  2. 必要書類(パスポート、証明写真、招聘状など)の準備
  3. 予約のうえ中国ビザ申請センターに出向き提出
  4. 審査完了後、パスポートとともに受け取り

ビザの種類によって提出書類は異なるため、目的に応じて確認が必要です。

まとめ:中国渡航には事前確認が必須

日本人が中国に渡航する際、観光や短期商用目的であれば15日以内の滞在はビザ不要となっていますが、それ以外の目的や期間の場合はビザ取得が必須です。

出発前には在日中国大使館・総領事館またはビザ申請センターの公式情報をチェックし、最新の要件に従って手続きを進めましょう。

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