関西圏から車で淡路島に向かう旅行者にとって、阪神高速湾岸線を使ったルートは便利で人気があります。しかし、「そのまま高速だけで行けるのか?」「途中で乗り継ぎがあるのでは?」と不安に感じる方も多いでしょう。本記事では、阪神高速湾岸線から淡路島へのアクセスルートと乗り継ぎの詳細、注意点をまとめてご紹介します。
阪神高速湾岸線から明石海峡大橋へ向かう基本ルート
阪神高速4号湾岸線を使って淡路島に向かうには、最終的に明石海峡大橋を渡る必要があります。この橋は「神戸淡路鳴門自動車道」の一部となっており、阪神高速からこの高速道路へ接続するルートが必要です。
具体的には、湾岸線→5号湾岸線西伸部→3号神戸線→垂水JCT→神戸淡路鳴門道という乗り継ぎルートになります。
乗り継ぎのポイント:垂水JCTでの接続
阪神高速の神戸線(3号線)を西へ進むと「月見山出入口」を過ぎたあたりで「垂水JCT」に到達します。ここで神戸淡路鳴門自動車道に合流し、そのまま明石海峡大橋を通って淡路島へ向かうことができます。
この乗り継ぎは一部のETCナビやアプリでは明確に表示されないことがあるため、事前に地図や公式のルート案内で確認しておくことが重要です。
明石海峡大橋は別料金が必要
神戸淡路鳴門自動車道の一部である明石海峡大橋は、有料道路として別料金が必要です。普通車で片道2,300円程度(ETC割引適用なしの場合)です。休日割引や深夜割引が適用される時間帯に通過する場合はさらに安くなります。
料金は本州から淡路島に入る場合と、淡路島から本州へ戻る場合でそれぞれ発生しますのでご注意ください。
ETC利用の注意点とおすすめ設定
ETCを使う場合、車載器がセットアップされていることを事前に確認してください。また、「ETC2.0」を搭載している車両は一部ルートで通行料金が割引になる可能性もあります。
ナビの設定では「有料道路優先」や「ETC利用ルート優先」にしておくとスムーズな案内が受けられます。
実際にかかる時間と距離の目安
例えば大阪市内から阪神高速湾岸線を経由して淡路島の「淡路IC」まで行く場合、距離にして約80〜90km、所要時間は交通状況にもよりますが、約1時間〜1時間半程度が目安です。
連休や休日などは、特に明石海峡大橋付近が渋滞する傾向があるため、早朝など時間帯を工夫して出発するのがおすすめです。
まとめ:阪神高速から淡路島へはスムーズにアクセス可能
阪神高速湾岸線を起点として、3号神戸線を経由し、垂水JCTで神戸淡路鳴門道へ乗り継ぐことで、淡路島へは高速道路のみでアクセス可能です。途中のJCTでの分岐や料金体系に注意すれば、快適なドライブが楽しめるでしょう。
旅行前には最新の交通情報や料金案内を事前にチェックしておくと安心です。淡路島の旅をどうぞお楽しみください。


コメント