Googleマップで目的地を設定したとき、複数ルートが表示されるのが一般的ですが、なぜか1つしか表示されないケースもあります。本記事ではその原因や、複数ルートを表示させるための具体的な方法をご紹介します。
Googleマップが1ルートしか表示しない主な理由
ルートが1つしか表示されない原因は、複数あります。
- ルートの選択肢がそもそも少ない地域・経路
- 出発地・目的地が近すぎる(徒歩や自転車で特に多い)
- 道路の混雑状況や通行止めによる制限
- 「経由地」や「設定条件」が強く影響している
例えば、都市部から山間部に向かうようなケースでは、地理的に一本道しかなく、ルートの選択肢がそもそもありません。
複数ルートを表示するための基本操作
Googleマップアプリで複数ルートを確認する方法は以下の通りです。
- 出発地と目的地を入力
- ルートが1つ表示されたら、その画面上でルート線を指でなぞる・ドラッグする
- 「別ルートの提案」がグレーの線で表示されることがあります
- 自動車モードが基本ですが、電車や徒歩では表示数が減る傾向があります
デスクトップ版(PC)のGoogleマップでは、ルート候補が最大3つ程度まで同時に表示されることが多く、違いが色分けされてわかりやすいです。
ルートを変更したい時の工夫:経由地の追加
明示的に違う道を通りたい場合は、「経由地を追加」することで希望ルートを実現できます。
アプリの場合:目的地設定後、メニューから「経由地を追加」を選び、中間地点を追加すると、強制的にそのルートが表示されます。
たとえば、「東京駅 → 新宿駅」と設定して1ルートしか出ない場合、「渋谷駅」を経由地に設定することで、山手線ではなく別の線でのルートが提案されることもあります。
交通モードの切り替えによるルート差
Googleマップには「車」「電車」「徒歩」「自転車」「飛行機」などのモードがあります。
- 自動車:ルートの自由度が高く、複数候補が出やすい
- 電車:運行ダイヤに基づくため1~2案程度に絞られやすい
- 徒歩・自転車:安全ルートが優先され、候補は減る
モードを変えて再検索すると、違うルートが出てくることがあります。
複数ルート表示のヒント:ルートを引き直す
どうしても1ルートしか出ない場合は、以下のテクニックも有効です。
- 一旦、別の経由地を目的地にして再検索
- アプリを再起動し、キャッシュをクリア
- PC版での検索に切り替える
例えば、「横浜駅 → 東京ドーム」と検索しても1ルートだけだった場合、「品川駅経由」としてみると別ルートが表示されることがあります。
まとめ:ルートは操作と工夫で増やせる
Googleマップが1つのルートしか表示しないときでも、設定変更や経由地の追加、交通モードの変更をすることで、ルートの選択肢を増やせます。
旅行や出張、通勤ルートの最適化にぜひ活用して、より便利な移動を実現しましょう。


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