隅田川花火大会の第1会場と第2会場、迫力・屋台・見やすさで徹底比較！

夏の風物詩「隅田川花火大会」は、都内でも屈指の人気を誇る花火イベントです。会場は第1会場と第2会場に分かれており、どちらに行くべきか迷ってしまう方も多いでしょう。この記事では、迫力・屋台の充実度・見やすさという3つの視点から、それぞれの特徴を詳しく解説します。

第1会場：伝統と迫力の正統派

第1会場は、桜橋下流～言問橋上流にかけてのエリアです。打ち上げ数は約9,350発（2024年実績）で、大会の中核を担う花火が観られる場所です。

特に、有名花火師による芸術性の高いスターマインや仕掛け花火が楽しめるのが特徴で、音と光の迫力を間近で感じたい方にはうってつけです。ただし、非常に人気のエリアのため、場所取りや混雑対策が必須です。

第2会場は、駒形橋下流～厩橋上流のエリアです。打ち上げ数は約10,650発と実は第1会場より多く、シンプルながらテンポよく打ち上がる花火が楽しめます。

会場全体が広く見通しが良いため、比較的どの場所でも見やすいのが魅力です。家族連れやゆったり観覧したい人には第2会場がおすすめです。

屋台は第1・第2会場どちらにもありますが、特に盛況なのは浅草や隅田公園周辺の第1会場エリアです。焼きそば、たこ焼き、かき氷など定番はもちろん、オリジナリティのあるご当地グルメの屋台も出店されることがあります。

一方、第2会場はやや少なめですが、その分混雑も控えめで、並ばずに買えるメリットがあります。

第1会場は建物の間から観る形になることも多く、場所によっては視界が限定されます。打ち上げ場所に近いものの、好ポジションを確保するには数時間前からの場所取りが必要です。

一方、第2会場は川沿いの広場や高架下など比較的スペースが多く、少し遅めの時間に到着してもそれなりの場所が見つかる可能性があります。

例年、花火の打ち上げは19時から始まります。良い場所を確保するなら16時前には現地に到着しておくのが理想的です。特に第1会場は14～15時には混雑し始めます。

混雑を避けたい場合や直前に到着予定なら、第2会場を選ぶのが無難です。また、最寄駅の混雑を避けるために、一駅歩くことも視野に入れましょう。

屋台の充実度や迫力を求めるなら第1会場、見やすさと混雑の少なさを重視するなら第2会場がオススメです。どちらにしても、早めの行動と熱中症対策は万全にして、夏の夜を満喫してください。