LCC(ローコストキャリア)での海外旅行は航空券が安い分、荷物制限や追加料金に注意が必要です。特に化粧品やスキンケア用品など、容量や重量の制限に引っかかることが多く、受託手荷物の扱いは悩みどころです。この記事では、エアアジアなどのLCCを例に、手荷物に関する現実的な対策や節約ポイントを解説します。
LCCの国際線は7kgまで?手荷物の基本ルール
エアアジアなど多くのLCCでは、無料で機内に持ち込める手荷物は7kgまでとされています。この7kgにはキャリーバッグやリュック1個+身の回り品(ハンドバッグなど)が含まれます。
機内に持ち込める液体類も制限があり、100ml以下の容器に入った液体のみ可で、全て1リットル以下のジップ付き透明袋に収める必要があります。化粧品を多く持って行きたい方にはこの制限がネックになります。
受託手荷物が必要になる典型的なケース
- 化粧水・日焼け止め・クレンジングなどの液体アイテムを複数持ち込みたい
- 現地で買ったお土産を帰りに詰めたい
- 1週間以上の滞在で着替えやスキンケアが増える
これらに該当する方は、受託手荷物の購入を検討すべきです。特にエアアジアでは、出発当日の空港カウンターでの購入はオンラインよりも高くなる傾向にあります。
費用を抑えるには?事前購入がカギ
エアアジアでは、オンラインでの受託手荷物購入が最安です。例として、15kgの受託手荷物を日本→マレーシア線でオンライン予約すると約3,000〜4,500円ですが、当日カウンター購入では1万円近くになることもあります。
そのため、予約時または出発数日前までに荷物の重さを見積もり、オンラインで申し込みするのが圧倒的にお得です。
どうしても受託手荷物を避けたい場合の工夫
- スキンケアを現地調達:ミニマルにして必要最低限だけ持参
- サンプルサイズを活用:デパートや通販で無料でもらえる試供品を機内持ち込みに活用
- 化粧品をシェア:友人や同行者と分担する
- 身の回り品に分散:ポーチに入れてハンドバッグ側へ
これらの工夫を駆使すれば、7kg以内で収めることも不可能ではありません。
まとめ:7kgに収まらないなら事前に受託手荷物購入が吉
LCCでの海外旅行では、機内持ち込み手荷物の制限を超えそうな場合、受託手荷物は必要経費と割り切るのが現実的です。
しかし、事前購入や工夫次第で費用は大きく抑えられます。化粧品を多く持って行きたい方こそ、旅程と持ち物リストを一度見直し、早めの判断をおすすめします。


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