2025年に開催される大阪・関西万博(EXPO2025)は、日本の夏の真っただ中である4月13日から10月13日までの長期間にわたって開催されます。特に7月〜9月は猛暑日も多く、会場内の暑さ対策は重要なポイントとなります。今回は、パビリオン外の気温や日差し対策、そして暑さをしのぐ方法について解説します。
パビリオン外は暑い?気温と環境の現実
会場である夢洲(ゆめしま)は大阪湾の人工島で、風通しはよいものの遮るものが少ないため直射日光が強く、日中の体感温度は高くなります。真夏の晴天時には体感温度が35度を超えることも予想されており、炎天下での移動は相当な体力を消耗します。
また、アスファルト舗装が熱を持ちやすいため、照り返しによる暑さも加わり、特にパビリオンの外を歩く時間が長いと熱中症のリスクが高まります。
万博会場が導入予定の暑さ対策
主催者発表によると、会場には以下のような暑さ対策が計画されています。
- クールスポットの設置(ミスト・冷風機・遮蔽スペース)
- 屋根付きの歩行通路を一部整備
- 水分補給スポットの増設
- パビリオン内へのスムーズな誘導
特に「暑熱対策プロジェクト」では、AIを使った熱中症リスクマップの表示なども検討されており、リアルタイムで快適なルートを案内する機能の導入も期待されています。
来場者が自分でできる暑さ対策
主催者の対策だけに頼らず、来場者自身も以下のような準備が必要です。
- 帽子・サングラス・日傘の携帯
- 携帯扇風機やクールタオルの活用
- こまめな水分・塩分補給
- 通気性のよい服装を心がける
また、涼しいパビリオン内で休憩をとるスケジュールにすることで、屋外での滞在時間を減らすことができます。
涼しく過ごせるおすすめのパビリオン
2025年万博では、パビリオンごとにテーマや展示が異なりますが、多くのパビリオン内は空調完備となっており快適に過ごせるよう設計されています。例えば「パナソニック館」や「JAXA宇宙パビリオン」などは、屋内で体験型展示を楽しめるため、暑さを避けつつ長時間滞在できます。
スケジュールを立てる際には、午前中と夕方に屋外移動を行い、日中の最も暑い時間帯はパビリオン内で過ごすようにするのが賢明です。
まとめ:暑さを味方に、快適な万博体験を
大阪万博の会場内は、夏場はパビリオン外が非常に暑くなることが予想されますが、主催者による暑さ対策と、来場者自身の工夫次第で快適に楽しむことは十分可能です。あらかじめ準備を整えて、ぜひ安心して未来を感じる万博体験を楽しんでください。


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