さいたま市から神奈川・辻堂まで高速で安く行くには？ETC利用者向けルート比較と節約術

埼玉県さいたま市から神奈川県藤沢市の辻堂まで車で移動する際、ルートや利用する高速道路によって大きく費用が異なります。特にETCを搭載した普通車であれば、通行料金の割引も活用できます。この記事では、コストを抑えつつスムーズに移動できるルートの選び方や、高速道路利用時の節約術についてご紹介します。

主要ルートの比較：3つの代表的経路

さいたま市から辻堂方面へは、以下の3つのルートがよく選ばれます。

最も安価で実用的なのは、圏央道ルート（①）です。特に通勤時間帯を避ければ、首都高の渋滞を避けつつ比較的スムーズに辻堂までアクセスできます。

ETC利用者は、土日祝の「ETC休日割引」や、深夜帯（0時～4時）の「ETC深夜割引」を活用すると、最大30％の通行料が割引されます。例えば、圏央道ルートで深夜に移動した場合、通常2,500円前後の通行料金が1,700円程度に抑えられることもあります。

ただし、NEXCO東日本の公式サイトや各種ルート検索サイトで事前にシミュレーションするのが確実です。

さいたま市（浦和ICや与野ICなど）から圏央道に入り、そのまま海老名JCT経由で新湘南バイパスへと抜けるルートは、首都高を通らないため通行料金が抑えられるだけでなく、交通の流れも比較的良好です。

また、首都高のような複雑なジャンクションや渋滞箇所が少ないため、運転に慣れていない方にもおすすめできます。

平日の朝夕ラッシュ時は、どのルートでも渋滞が発生しやすく、時間のロスが料金にも直結します。可能であれば早朝または夜間の移動を検討しましょう。

特に土日祝日はETC休日割引が適用されるため、レジャーでの移動にはこの時間帯を狙うのが賢明です。平日の深夜帯（0〜4時）出発であればETC深夜割引が有効になり、通行料がグッと安くなります。

例：さいたま市（外環浦和IC）→圏央道→海老名IC→辻堂IC
・通常料金：約2,500円
・休日割引：約1,750円
・深夜割引：約1,700円

例：さいたま市→首都高（C2）→第三京浜→横浜新道→国道1号
・料金：約2,200円＋首都高通行料（約700円）
・合計：約2,900円（割引が効きにくい）

このように、トータルで見ると圏央道ルートの方がコスパが良いことがわかります。

さいたま市から神奈川・辻堂への移動で安く済ませたいなら、圏央道経由ルートがおすすめです。ETC割引を活用することで、走行距離が長くても最終的なコストは安く抑えられます。

出発時間帯や通行するICの選択によっても差が出るため、事前のルート検討と料金チェックは欠かせません。NEXCOの公式ルート検索ツールやETCマイレージサービスも積極的に活用しましょう。