温泉はリラックス効果や血行促進など、多くの健康効果が期待される場所です。しかし、長時間の入浴は思わぬ健康リスクを伴うこともあります。本記事では、温泉での長湯によって倒れそうになる理由や、正しい入浴方法について詳しく解説します。
温泉の長湯で倒れそうになる原因
温泉に長時間浸かっていると、身体にさまざまな影響が出ます。特に多いのが「のぼせ」や「脱水症状」です。
お湯に浸かることで血管が拡張し、血圧が低下します。この状態で急に立ち上がると脳への血流が減少し、目の前が真っ白になったり、立ちくらみを起こしたりするのです。
実際の事例:温泉で起こりうる症状
ある20代女性は、温泉宿で40分ほど露天風呂に入り続けた後、脱衣所でめまいを感じてそのまま倒れてしまいました。幸い大事には至りませんでしたが、顔色が真っ青になり、低血圧状態でした。
また、高齢者では5分〜10分の短時間でも気温や体調によって倒れることがあります。
安全な温泉の入り方:長湯しないための工夫
- 1回の入浴は10〜15分程度を目安にする
- 入浴の合間に水分補給を行う
- 入浴後はしっかり休憩をとる
- 食後や飲酒後はすぐに入浴しない
特に夏場や屋外の露天風呂は体温が上がりやすく、のぼせやすいので要注意です。
入浴中に異変を感じたときの対処法
めまい、吐き気、視界がぼやけるといった症状を感じたら、すぐにお湯から上がりましょう。頭を低くして座るか、横になり、水分を摂ることが重要です。
同行者がいる場合は声をかけて様子を見てもらうのも大切です。
温泉の種類によっても注意が必要
炭酸泉や硫黄泉など、泉質によってはより血圧を下げやすいものもあります。また、高温(42℃以上)の温泉は身体に負担が大きく、特に心臓疾患のある方は注意が必要です。
可能であれば、源泉温度や浴場の表示を確認し、適温(38〜40℃程度)での入浴を心がけましょう。
まとめ:温泉は気持ちよく、そして安全に楽しもう
温泉は心身を癒してくれる素晴らしいリフレッシュ方法ですが、長湯による体調不良のリスクを理解し、安全な入り方を心がけることが大切です。自分の体調や気温に合わせて適度な入浴時間を守り、安心して温泉を楽しんでください。

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