大阪・道頓堀の顔として知られる「くいだおれ太郎」。有名な道頓堀以外にいったい何体存在するのか、実は歴史の裏側には意外なトリビアや伝説が隠れています。
道頓堀に常設される公式の“太郎”は1体
現在、道頓堀に常時設置されているくいだおれ太郎は1体のみです。この人形は1950年代から動く看板として活躍し、閉店後も移設や修理を経て現在も同地で見られます。
イベントや全国巡業に出張する際は別の個体が使用されることがありますが、常設はこの1体です。
道具蔵に眠る“兄弟”たち──伝説の15体
1970年の大阪万博に向け、最大で16体制作されたというエピソードがあります。そのうち15体が保管されていたという話もあり、当時は倉庫の中に多数の“兄弟”がいたのではとの説があります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
存在するのは兄弟だけ?弟・次郎、従兄弟も
くいだおれ太郎には弟の「くいだおれ次郎」や、従兄弟の「楽太郎」なども存在します。次郎は祝い事やイベント時に登場し、楽太郎は人形の顔を用いた展示物などとして存在します :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
しかし、「全国で常設されるわけではなく、公式に動かされているのは道頓堀の太郎1体」というのが現状です。
まとめ:公式は1体、伝説では15体
| 分類 | 数 | 内訳 |
|---|---|---|
| 道頓堀常設 | 1体 | くいだおれ太郎 |
| 倉庫に保管の可能性 | 最大15体説 | 万博用に作成された兄弟人形 |
| 家族キャラクター | 数体 | 次郎、楽太郎など |
まとめ
“くいだおれ人形は何体あるの?”という問いには、公式には道頓堀の太郎が1体のみですが、伝説や資料によると最大で15体ほど存在していた可能性があります。弟や従兄弟といった兄弟姉妹人形もおり、それらが全国を巡ることもあるため、意外と奥が深いキャラクターと言えるでしょう。


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