石川県能登半島で毎年夏から秋にかけて開催される「キリコ祭り」は、巨大なキリコ(切籠・霧籠)と呼ばれる灯籠が夜空を照らす、地域色あふれる祭礼です。その中でも特に見応えがあり、観光にもおすすめのキリコ祭りを厳選して紹介します。
1. 能登町・宇出津あばれ祭(毎年7月第1金・土曜)
「あばれ祭」の名の通り、キリコが火の中を突進し、勇壮に暴れ回る姿が圧巻です。約40基のキリコが夜空を焦がす松明の中を練り歩き、祭りの熱気と迫力は群を抜きます。
見どころ: キリコを海へ投げ入れる「海中担ぎ」や神輿の火渡りなど、他にはない荒々しさが魅力。
2. 七尾市・石崎奉燈祭(毎年8月第1土曜)
高さ約12メートルにもなる巨大な奉燈(キリコ)が市街地を練り歩く様子は、まさに壮観。若衆が一糸乱れぬ動きで操るその姿に感動すら覚えます。
注目ポイント: ライトアップされた夜の奉燈は幻想的で、写真映えも抜群です。
3. 輪島市・輪島大祭(毎年8月22~25日)
4日間にわたって開催される輪島最大の祭りで、キリコの行列が街を練り歩きます。神社ごとの特色ある装飾が施されたキリコは見応え抜群です。
輪島の海を背景に進むキリコのシルエットが美しく、旅情を誘います。
4. 能登町・松波人形キリコ祭(毎年9月中旬)
人形を飾ったユニークなキリコが特徴。祭りの夜には約15基が並び、幻想的な雰囲気が広がります。人形好きやお子様連れにもおすすめです。
比較的混雑が少なく、ゆったりと楽しめるのも魅力のひとつです。
5. 珠洲市・飯田町燈籠山祭り(毎年8月20日)
山車型のキリコが特徴で、能登の中でも珍しいスタイル。町の中心部をゆっくりと進む様子は、まさに“動く芸術”。
太鼓や笛の音に包まれながら、歴史情緒あふれる雰囲気が味わえます。
見応え重視なら「宇出津あばれ祭」と「石崎奉燈祭」がおすすめ
迫力とスケールを重視するなら、上記の2つは外せません。特に夜間に開催されるため、宿泊を前提に日程を組むとゆっくり楽しめます。
まとめ|能登の夏を彩るキリコ祭りを体感しよう
能登のキリコ祭りは、地域によって雰囲気や規模が大きく異なります。勇壮でスケール感あるものから、幻想的で風情あるものまで多彩。日程や場所に合わせて、ぜひ一度その迫力を体感してみてください。

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