パスポートを紛失し、そのまま有効期限が切れて長期間放置していた場合でも、再取得は可能です。ただし、通常の更新とは異なる手続きが必要になります。本記事では、紛失・失効後に新たにパスポートを取得する方法について、具体的な手続きや注意点をわかりやすく解説します。
有効期限切れ+紛失の場合は「新規申請」扱い
パスポートの有効期限が切れており、さらに現物を紛失している場合は、「更新(切替発給)」ではなく「新規発給申請」の手続きが必要になります。
更新扱いにするには、原則として期限内もしくは失効後も現物が手元にある必要があります。8年前に失くしたままというケースでは、完全な新規発給となり、戸籍謄本などが必要になります。
必要書類と手続きの流れ
新規でパスポートを申請する際には、以下の書類が必要です。
- 一般旅券発給申請書(10年用または5年用)
- 戸籍謄本または抄本(発行日から6ヶ月以内)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 顔写真(規格あり)
さらに、過去のパスポートを紛失している場合は、追加で「紛失一般旅券等届出書」を提出する必要があります。
紛失届の提出と注意点
過去に取得していたパスポートを紛失した場合、その旨を申請時に申告する義務があります。申請窓口で「紛失届」の記入が求められ、いつ、どこで、どのように失くしたのかを記載する必要があります。
虚偽の申告をすると、今後の旅券取得に悪影響を及ぼす可能性があるため、事実を正確に伝えましょう。
過去のパスポート情報はどうなる?
古いパスポートの情報(発行日、旅券番号、失効日など)は外務省の旅券データベースに一定期間保存されています。今回のように8年以上経過している場合、情報が照会できないこともありますが、あっても問題なく新規発給が行われます。
申請者本人が過去に発給を受けたことを覚えていなくても、戸籍との照合で確認されるため心配ありません。
再取得までにかかる時間と費用
新規発給の処理には、申請から受け取りまで通常1週間(土日祝を除く)程度かかります。ただし、紛失届を提出する場合は、審査に日数を要することがあるため、余裕を持った申請が必要です。
発給手数料は10年用で16,000円、5年用で11,000円(12歳未満は6,000円)です。紛失による追加費用は発生しません。
まとめ:過去にパスポートを紛失していても再取得は可能
たとえパスポートを8年以上前に紛失して期限が切れていたとしても、新規申請として手続きを行えば問題なく取得可能です。重要なのは、必要書類を揃え、紛失の事実を正直に申告することです。安心して手続きを進めましょう。


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