鶴ヶ峰駅のバスロータリーを利用していると、「一度発車したはずのバスが再びロータリー内で停車し、ドアを開ける」という不思議な現象に遭遇することがあります。これは乗客側から見ると非常に珍しく感じられますが、実は複数の理由が絡んだ合理的な運用によるものです。今回は、神奈中バスと相鉄バスの運行方法の違いを中心に、その背景をわかりやすく解説します。
鶴ヶ峰駅のロータリー構造と運行の特徴
鶴ヶ峰駅のバスロータリーは、発着する複数の路線バスが効率よく乗降できるよう、円形の一方通行構造を採用しています。バスは時計回りに周回しながら、発着する乗り場に順次アクセスします。
この構造により、運行開始直後に別の乗り場に立ち寄ることがあるというケースが発生します。たとえば、5番乗り場で乗車扱いをしたあと、ぐるっと回って3番乗り場で降車扱いや別の路線の乗客を拾うという動きが可能です。
神奈中バスが再度ドアを開ける理由
神奈中バスでは、運行ルート上で「乗降場所を分けている」ケースがあり、特に駅周辺では乗車専用・降車専用の停留所が複数存在することがあります。
実際に鶴ヶ峰駅では、一部の神奈中路線が「乗車扱い」と「降車扱い」で異なる乗り場を使っており、そのためバスはロータリーを周回しながら別の乗り場でもドアを開けることになります。これはルートに組み込まれており、運転士の判断ではなく、定められた運行経路です。
相鉄バスは同じ動きをするのか?
一方、相鉄バスでは神奈中バスと異なる運用方針を取っている場合が多く、ロータリー内での複数回停車はほとんど見られません。特に相鉄バスは、快速系統や急行系統が中心の路線では中間停留所を通過するケースが多く、より直線的かつシンプルな運行ルートが設計されています。
そのため、同じ鶴ヶ峰駅を発着する場合でも、「相鉄バスは一度きりの乗降」「神奈中バスは複数回の停車」が起こる可能性があるのです。
乗客から見た注意点とマナー
一見すると「同じ場所に戻ってきた?」と戸惑うかもしれませんが、これは運行管理上の仕様です。むしろ、混雑の分散や円滑な乗降のための措置でもあり、利用者にとっては利便性向上の一環とも言えます。
ただし、再度ドアが開いても、その時点ではすでに乗車済みの乗客がいることもあるため、席の取り方や荷物の置き方には十分注意し、他の利用者への配慮を忘れないようにしましょう。
まとめ|同じバス停でも会社によって運行方法が異なる
鶴ヶ峰駅ロータリーで神奈中バスが2度停車するのは、乗降分離やルート設計によるものであり、特異なトラブルではありません。相鉄バスではこうした運行は少ないですが、バス会社ごとの方針やルート構成の違いが反映されているだけです。バスを利用する際は、事前に経路や乗り場情報を確認することで、よりスムーズな移動が可能になります。


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