北海道の地図を見ると、屈斜路湖や洞爺湖の中央に「中島」と記された地名を見かけることがあります。この「中島」とは一体何なのか?実は、どちらの湖にもそれぞれ由来と自然の神秘が詰まった魅力的な“中島”が存在しています。
屈斜路湖の「中島」について
屈斜路湖の中島は、日本最大のカルデラ湖に浮かぶ島で、正式名称も「中島」とされています。面積は5.7km²と大きく、湖のほぼ中央に位置しています。
中島は無人島ですが、ヒグマが生息していることで知られ、自然保護の観点からも立ち入りには制限があります。観光客が近づけるのは遊覧船での観覧程度に限られています。
屈斜路湖自体が火山活動によって形成されたため、中島もその活動の名残であると考えられています。
洞爺湖の「中島」とは?
洞爺湖の中島は、湖の中央に浮かぶ4つの島の総称であり、主な島は「大島(おおじま)」です。これらは火山活動によって形成された溶岩ドームが浸食され、島の形になったとされています。
特に洞爺湖の中島には「エゾシカ」が生息しており、夏季には観光船で上陸可能です。島内には自然散策路が整備され、遊歩道を通じて自然観察が楽しめます。
また、島の一部には「中島自然観察路」や「中島火山博物館跡」などがあり、地質的・生態系的にも貴重な場所です。
「中島」という名称の由来と意味
「中島」という地名は、日本各地に存在し、基本的には湖や川、湾などの水域の“中央にある島”を意味します。特に湖の中に位置する場合、その島が顕著なランドマークになることから「中島」と命名される例が多く見られます。
例えば、東京の「中島飛行機」や地名としての「中島町」なども、かつて水辺や中洲にあったことに由来しています。
湖の「中島」に上陸できるかどうか
屈斜路湖の中島は基本的に立ち入りが制限されているのに対し、洞爺湖の中島は観光船でのアクセスが可能です。訪れる際は、各湖の観光協会や自治体の案内を事前に確認することをおすすめします。
また、天候や季節によって運航状況が変わるため、直前の情報収集も重要です。
自然と火山の営みを感じられるスポット
屈斜路湖・洞爺湖の両方とも、地球のダイナミズムを肌で感じられる場所です。中島はその象徴とも言える存在であり、ただの“名前の島”ではなく、地形・生態系・観光の全てにおいて重要な役割を担っています。
とくに火山活動による成り立ちや生息する動物の違いなどは、自然教育や家族での旅行にもピッタリの学びの場となるでしょう。
まとめ:中島とはただの島ではない、自然と歴史の証
地図に「中島」とあるのは、単なる島ではなく、自然が生み出した奇跡のランドマーク。屈斜路湖・洞爺湖の中島はそれぞれ違った表情を見せてくれます。湖の美しさを堪能しながら、そこに浮かぶ中島の意味と魅力にも目を向けてみてはいかがでしょうか。


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