「徳島県民=阿波おどりが踊れる」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。全国的な知名度を誇る徳島の阿波おどりについて、県民との関わりや習得度、地元ならではの文化的背景を解説します。
阿波おどりは“徳島のソウル”だが、全員が踊れるわけではない
阿波おどりは確かに徳島の象徴とも言える存在ですが、すべての徳島県民が踊れるわけではありません。多くの県民が観客として楽しんだり、学校行事などで体験したことがある程度です。
ただし、地域によっては小学校や保育園の運動会で阿波おどりを披露するところもあり、子どもの頃から自然と踊りのリズムが身につく環境にあることも事実です。
徳島では“踊る側”と“見る側”の文化が共存
徳島市を中心に約1,000以上の連(れん/踊りのグループ)が存在し、参加者は熱心に練習を重ねて本番に臨んでいます。
一方で、観光客と同じように“観る専門”として楽しむ地元の人も多く、踊ることが義務や常識というわけではありません。
学校や地域イベントでの阿波おどり教育
徳島の多くの小中学校では、運動会や地域祭りの一環として阿波おどりを体験する時間が設けられています。こうした環境によって、基本のステップや手の動きは身についている人が多いのも事実です。
しかし、本格的な「鳴り物(楽器)に合わせた団体演舞」となると、やはり練習や経験が必要であり、阿波おどり連に所属していなければ難しい場合もあります。
徳島県民のリアルな声「踊れはするけど、自信はない」
地元出身者の中には「小さい頃に習った」「連に入っていたことがある」という人も多く、“ある程度は踊れる”人は確かに多いです。
一方で「見て育ったから流れはわかるけど、本格的には踊れない」「テンポに合わせて踊るのは意外と難しい」という声も少なくありません。
観光客でも参加できる“にわか連”の存在
阿波おどりは“見る祭り”であると同時に、“誰でも参加できる祭り”でもあります。観光客向けの「にわか連」では、数分間のレクチャーを受ければ誰でも飛び入り参加が可能です。
県外の人でも楽しめるよう設計されており、阿波おどりの“敷居の低さ”もその魅力の一つです。
まとめ:徳島県民の“阿波おどり力”は高いが一様ではない
徳島県民全員が阿波おどりを踊れるわけではありませんが、多くの人が「基本的なステップや雰囲気」は身についていることが多いのは事実です。
地域行事や学校教育などを通じて、暮らしの中に自然と阿波おどりが根づいている徳島。踊る人、見る人、それぞれの楽しみ方があるからこそ、阿波おどりは今もなお多くの人々を魅了し続けています。


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