運転初心者の方にとって、山道はハードルが高く感じるもの。しかし、練習に適した安全で交通量が少ないルートを選べば、自信をつけることができます。群馬県には、比較的やさしいカーブや傾斜が続く練習にぴったりの山道が点在しています。本記事では、高崎市を拠点に、初心者ドライバーが段階的にステップアップできるおすすめルートをご紹介します。
まずはここから:榛名湖ドライブ(高崎市街地〜榛名湖)
高崎市内から気軽にアクセスできるのが「榛名湖」までのルート。特に県道33号(通称:榛名山道路)は道幅が広く、交通量も比較的少なめで初心者にもおすすめです。
上り坂と下り坂、そして緩やかなカーブをバランスよく体験できるため、山道の基礎を身につける練習には最適です。途中にいくつかの駐車スペースもあるので、無理せず一息つきながら走れます。
視界が良くて安心:道の駅くらぶち小栗の里ルート
高崎市の北部にある「道の駅くらぶち小栗の里」へ向かう道(県道54号・県道46号など)も、初心者向けのルートとして知られています。全体的に見通しが良く、急カーブも少なめ。
交通量が少なく、路面も整備されているため運転に集中しやすい環境です。途中には農産物直売所やカフェもあるので、休憩を取りながら楽しくドライブができます。
ワンランクアップ:伊香保温泉ルート(渋川市方面)
少し慣れてきたら、「伊香保温泉」方面へのドライブもおすすめです。国道17号を経由して渋川市へ向かい、そこから伊香保温泉への山道に入るルートは、道路が整備されており走りやすいのが特徴です。
ただし、伊香保温泉街に近づくにつれて坂やカーブが急になる部分があるため、スピードを控えめにし、落ち着いて走るようにしましょう。温泉街には駐車場も多く、到着後の休憩にも困りません。
余裕が出てきたら:碓氷峠の旧道ドライブ
よりチャレンジしたい場合は、「碓氷峠(うすいとうげ)」の旧道に挑戦するのも一案。カーブが多く坂道も続きますが、交通量が極端に少ないため、時間をかけて練習するにはぴったりのスポットです。
途中には「めがね橋」や「アプトの道」など観光スポットもあるため、景色を楽しみながら運転できるのも魅力です。ただし、必ず天気の良い日を選び、事前にルートを確認してから挑戦しましょう。
初心者が山道練習で気をつけたいポイント
- ブレーキの使いすぎに注意:下り坂ではエンジンブレーキを活用しましょう。
- こまめな休憩:緊張が続くため、1時間に1回は停車してリフレッシュを。
- バックや切り返しの練習も大切:駐車場などでの操作に慣れておくと安心です。
- ナビ設定はシンプルに:細かい道を案内されないよう、なるべく幹線道路を優先設定しましょう。
まとめ:段階を踏んで自信をつけよう
山道の運転は、初心者にとって大きなステップですが、無理のないルート選びと事前準備で安心してチャレンジできます。まずは榛名湖やくらぶち方面から始め、少しずつ伊香保や碓氷峠といったエリアに広げていくのが理想的です。
焦らず、安全第一で、楽しいドライブライフをスタートさせましょう!


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