ESTA(エスタ)申請における高額な代行手数料や返金不可といったトラブルが年々増加しています。公式サイトと見分けがつかないデザインの「申請代行サイト」を利用してしまい、後悔する人も少なくありません。この記事では、そうしたトラブルの背景や対応策を具体的に解説します。
ESTAとは?公式サイトと代行サイトの違いを理解しよう
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)は、アメリカへビザなしで渡航するために必要な電子渡航認証です。申請は米国国土安全保障省の公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov/)から個人でも簡単にできます。
一方、代行サイトはユーザーに代わって申請を行うサービスで、通常より高額な手数料を請求します。公式サイトでは14ドル(約2,000円弱)で済むところを、代行業者では1万円~3万円以上かかるケースもあります。
代行サイトに多いトラブル事例とその手口
代表的なトラブルには以下のようなものがあります。
- 公式サイトとそっくりなデザインで誤認させる
- 申請費用の内訳を明示せず、高額請求される
- 問い合わせ窓口が形だけで連絡が取れない
例えば「ESTA Visa waiver(applyonline-esta.com)」というサイトでは、26,000円以上を請求された事例もあり、返金にも応じないケースが報告されています。
もし代行サイトを使ってしまったら?対処法と返金の可能性
代行サイトの多くは利用規約に「返金不可」「キャンセルできない」などの条項を記載しており、返金交渉は困難です。ただし以下のような対応を試みることができます。
- クレジットカード会社に連絡し、支払い停止やチャージバックを申請する
- 国民生活センター(https://www.kokusen.go.jp/)や消費生活センターに相談する
- 代行業者に連絡し、未処理である旨を理由に返金を強く求める
実際に「まだ手続き前なので返金してほしい」と申し出た方もいますが、返信がないケースも少なくありません。早急に行動することがカギです。
代行サイトを見分けるポイントと公式申請の方法
代行サイトを避けるには、以下のような点に注意しましょう。
- URLが「.gov」で終わっているか(公式は esta.cbp.dhs.gov)
- 料金が14ドル以上の場合は代行サイトの可能性が高い
- ページに「公式」と書かれていても、運営会社名が非公開のことが多い
公式サイトでの申請は日本語にも対応しており、20分ほどで完了します。クレジットカードでの支払いもスムーズで、即日または数日で結果が通知されます。
今後の被害を防ぐために私たちができること
トラブルを未然に防ぐには、自分自身の情報リテラシーを高めることが重要です。特に「Google検索の最上位=公式サイト」と思い込まないことが大切です。
また、SNSや口コミなどで利用経験を共有することで、他の人の注意喚起にもなります。もし被害に遭ってしまった場合は、泣き寝入りせず、専門機関への相談をおすすめします。
まとめ:安心して渡米するために正しい申請を
ESTAの申請は公式サイトから行えば、低コストかつ安全に完了します。万一代行サイトを利用してしまった場合でも、迅速な対応により被害を最小限に抑えられる可能性があります。正しい知識を持ち、トラブルを回避して、安心して渡航準備を進めましょう。


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