Googleドライブに保存している音声ファイルをGoogleフォトへ保存したいと考えたとき、多くの人が戸惑います。結論から言えば、Googleフォトは音声ファイル(例:.mp3、.m4a、.wavなど)を直接保存・表示することができません。ただし、目的が「Googleフォトで音声を管理したい」「簡単にアクセスしたい」のであれば、代替手段があります。本記事ではiPhone・Androidそれぞれでできる方法を解説します。
Googleフォトは音声ファイルをサポートしていない
Googleフォトは画像(.jpg、.pngなど)や動画(.mp4など)に特化したクラウドサービスです。そのため、音声ファイルをアップロードしても認識されず、一覧に表示もされません。
つまり、Googleドライブのようにファイルの種類を問わず保存・管理することはできないため、音声ファイルをGoogleフォトで扱いたい場合は「動画化」する必要があります。
音声ファイルを動画化する方法(iPhone・Android共通)
音声ファイルを動画に変換すれば、Googleフォトに保存・表示・再生が可能です。手順は以下の通りです。
- 背景画像(静止画)を用意
- 音声ファイル(.mp3など)を準備
- スマホアプリ(CapCut、VLLO、InShotなど)で動画編集
- 画像を動画の背景に設定し、音声をBGMとして重ねる
- 1枚画像+音声=動画として書き出す(例:.mp4)
この動画をスマホに保存し、Googleフォトにアップロードすれば音声再生も可能になります。
iPhoneユーザー向け:手順とおすすめアプリ
iPhoneでは次のような手順がおすすめです。
- 「iMovie」を使って背景画像と音声を組み合わせ
- プロジェクトとして保存→ビデオとして書き出し
- 「写真」アプリに保存→Googleフォトと同期
無料で操作も簡単なiMovieは、Apple純正なのでセキュリティ面でも安心です。
Androidユーザー向け:手順とおすすめアプリ
Androidの場合、以下のアプリが使いやすく人気です。
- CapCut(無料・高機能)
- InShot(操作性が良い)
使い方はほぼ同じです。アプリで静止画と音声を読み込んでタイムラインに配置し、動画としてエクスポート。完了した動画をGoogleフォトアプリでアップロードすればOKです。
Googleドライブからのダウンロード方法も重要
音声ファイルがGoogleドライブにある場合、まずはスマホに保存する必要があります。
- Googleドライブアプリを開く
- 対象の音声ファイルを選択
- 「・・・」→「ダウンロード」で端末に保存
この保存された音声を上記アプリで編集し、動画にすればGoogleフォトへの移行が完了します。
まとめ:音声は動画化すればGoogleフォトで使える
Googleフォトは音声ファイルを直接サポートしていないため、音声ファイルを静止画と組み合わせた動画に変換する必要があります。iPhoneならiMovie、AndroidならCapCutやInShotを使うことで、無料かつ簡単に変換可能です。
「音声をフォトに保存したい」と思ったときには、動画化するという一手間が必要になりますが、それによりGoogleフォトでの一元管理も可能になります。


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