都会の喧騒を離れて、広がる田んぼと古い集落、無人駅…そんな“ザ・ド田舎”風景に癒されたいとき、東京や西船橋から日帰り圏内でアクセス可能な場所は意外とあります。この記事では片道2,000円以内で行ける、リアルな田園風景が楽しめるスポットを厳選して紹介します。
1. 成田線・下総松崎駅(千葉県成田市)
西船橋駅からJR総武線と成田線経由で約1時間半。無人駅に降り立てば、目の前には田んぼが広がり、遠くに山々が見える「なんもない」が魅力のエリアです。
おすすめポイント:駅を出てすぐのあぜ道を歩くだけで、ザ・田舎な風景に出会えます。夏場はカエルの鳴き声とトンボの群れに包まれます。
2. 小湊鉄道・上総鶴舞駅(千葉県市原市)
東京駅から内房線と小湊鉄道を乗り継いで約2時間。ドラマや映画のロケ地としても人気なこの駅は、昭和の風景がそのまま残るような景観が魅力です。
おすすめポイント:駅舎やホームもレトロで趣があり、駅前にはイオンもコンビニもなく、本当の「なんちゃって」でない田舎を味わえます。
3. 鹿島線・延方駅(茨城県潮来市)
東京駅から総武線快速と鹿島線経由で約2時間。延方駅周辺は田園地帯が一面に広がり、車通りも少なく、まさに「クソど田舎風景」が楽しめます。
おすすめポイント:川沿いの道を歩けば、地元農家の畑や納屋が並び、まるで昭和にタイムスリップしたかのような景色が楽しめます。
4. 秩父鉄道・武州中川駅(埼玉県秩父市)
西船橋から武蔵野線経由で秩父鉄道に乗り換え、約2時間半でアクセス可能。山に囲まれた田畑が広がり、東京とはまったく別世界。
おすすめポイント:駅前には何もありませんが、それが最大の魅力。晴れた日は稲の緑と空の青のコントラストが美しく、心が洗われます。
5. 久留里線・平山駅(千葉県君津市)
東京駅から内房線と久留里線で約2時間。1時間に1本しかないローカル線を使ってアクセスするその時間さえも「旅情」を感じさせてくれます。
おすすめポイント:久留里線の車窓からも田園風景が続き、平山駅では静かな農村の空気とともに、鳥のさえずりだけが聞こえる贅沢な空間が広がります。
ちょっとした注意点と楽しみ方
本当に田舎なので、飲食店や自販機が見つからないエリアもあります。必ず飲み物や軽食は持参を。また、虫除けや帽子、歩きやすい靴も必須です。
おすすめは、現地で2~3時間ほどのんびり散歩をして、無人駅でぼーっと電車を待つだけの時間を満喫することです。SNS映えよりも「自分を整える旅」にぴったりです。
まとめ:非日常の田舎風景は、意外とすぐそこにある
西船橋や東京からでも、ちょっと足を延ばせば本物の「田んぼだらけの風景」に出会えます。片道2,000円以内の鉄道旅は、コスパも抜群。たまには都会を離れて、心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか。


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