ETCの利用履歴を確認できる「ETC利用紹介サービス」は、過去の高速道路利用状況を把握するのに便利なオンラインサービスです。しかし、登録直後に「利用明細が0円」「履歴が表示されない」と戸惑う方も少なくありません。この記事では、明細が反映されない原因や、確認できるようになるまでの流れをわかりやすく解説します。
登録直後は過去の利用が表示されないのが一般的
ETC利用紹介サービスに新規登録した直後は、登録前の履歴が即時に反映されないことがあります。とくに、ETCカード情報を紐づけたばかりのタイミングでは、過去データの連携に1〜2日程度かかるのが一般的です。
また、登録時点以降の利用履歴はリアルタイムで蓄積されますが、登録前の履歴は確認対象外になる場合もあります。
利用履歴の反映タイミングは?
公式の案内によると、ETCの利用情報が「ETC利用紹介サービス」に反映されるまでには、通常通行から3〜5日ほどかかるとされています。
そのため、4月の利用分であっても、登録が完了した日より前の利用分は一部表示されない、または明細対象期間に含まれない可能性があります。
「0円表示」になる主な原因
- 登録直後でまだ履歴が反映されていない
- ETCカード番号が誤っている、または未連携
- ETCマイレージサービスと混同している
- 明細確認期間が対象外になっている(4月の履歴が5月以降に確認されていないなど)
また、法人カードや家族カードでの利用の場合は、契約名義が異なることで履歴が表示されないこともあるため注意が必要です。
過去の利用分を確認する方法
ETC利用紹介サービスで過去の履歴が確認できない場合は、ETCカードの請求元(クレジットカード会社)の明細を確認するのが確実です。クレジット明細にはETC利用日や利用区間、金額が掲載されていることが多く、月次でまとめて確認できます。
また、ETCマイレージサービスに加入していれば、そちらのポイント履歴などでも利用情報の一部を確認可能です。
まとめ|登録完了後は数日待つのが正解
ETC利用紹介サービスはとても便利なサービスですが、登録直後にすぐにすべての履歴が表示されるわけではありません。4月の利用分が表示されない場合でも、数日待ってから再確認することで正常に表示されるケースが多いです。
それでも反映されない場合は、カード番号の確認やクレジット明細の照合を行い、必要に応じてETC利用紹介サービスのサポート窓口に問い合わせましょう。


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