限られた日程で効率よくドイツの名所を巡るには、移動ルートの最適化が重要です。特にロマンチック街道沿いの都市や教会、古城を含む旅では、公共交通機関での移動計画が旅の満足度を大きく左右します。本記事では、丸5日でローテンブルク、ヴィース教会、ノイシュヴァンシュタイン城、ヴュルツブルク、ケルン大聖堂を巡るモデルルートを紹介し、空港の選び方や追加おすすめスポットもご案内します。
モデルルート:南→北に向かうプランが効率的
このルートではミュンヘンIN → フランクフルトOUTを基本とし、公共交通を利用して観光地を無理なく巡れます。以下に日程と移動時間をまとめます。
- Day 0(到着日):ミュンヘン空港着 → 市内宿泊
- Day 1:ミュンヘン → ヴィース教会(電車+バス 約2時間)→ ノイシュヴァンシュタイン城(バスで約1時間)→ フュッセン泊
- Day 2:フュッセン → ローテンブルク(電車乗継で約4時間半)→ 旧市街観光・泊
- Day 3:ローテンブルク → ヴュルツブルク(電車で約1.5時間)→ レジデンツ見学・泊
- Day 4:ヴュルツブルク → ケルン(ICEで約3時間)→ ケルン大聖堂観光・泊
- Day 5(観光最終日):ケルン散策後、夕方までにフランクフルトへ(約1時間)
- Day 6(出発日):フランクフルト空港より帰国
移動距離と見どころのバランスが良く、観光を楽しみつつ効率も重視したプランです。
推奨空港:ミュンヘンIN/フランクフルトOUT
ロマンチック街道は南ドイツを南北に縦断する形になるため、南から北へ移動する流れがスムーズです。ミュンヘン国際空港から入国し、ケルンやフランクフルト方面へ抜けて帰国するプランが理想的。
このルートを可能にする航空券は「オープンジョー(異なる都市間の往復)」チケットで、複数都市発着が可能な航空会社(例:ルフトハンザ、ANA、JALなど)で手配できます。
移動はドイツ鉄道(DB)+路線バスで完結
主な都市間移動は、ドイツ鉄道(DB)の特急列車(ICE/IC)や地域列車(RE)で行います。一部の観光地(ヴィース教会など)へは、駅からのバス接続も必要です。
ドイツ鉄道の時刻検索はDB公式サイトや「DB Navigator」アプリが便利で、英語対応もあり安心です。
おすすめ追加スポット
・ディンケルスビュール:ローテンブルクと並ぶ中世都市。ロマンチック街道沿いにあり立ち寄り可能です。
・ハイデルベルク:ヴュルツブルクからアクセス可能。美しい古城と大学の街として有名。
また、ミュンヘン滞在時に時間があれば、ニンフェンブルク宮殿やダッハウ強制収容所跡も訪問候補です。
ホテルは主要駅近が便利
移動が多いため、宿泊は各都市の中央駅近くが安心。駅から徒歩5分圏内なら大きな荷物でも問題ありません。Booking.comやAgodaで「駅近・朝食付き・荷物預かり可」で検索すると便利です。
ドイツは日曜祝日の店休に注意。食料品や買い物は前日までに済ませましょう。
まとめ:ドイツ旅行5日間を効率よく楽しむには?
・ミュンヘンIN〜フランクフルトOUTのルートが移動効率◎
・ICEやDB地域列車+バスの活用で主要観光地をカバー可能
・日毎の移動時間と観光を両立できるスケジュールを組むことがポイント
・都市選びにゆとりを持ち、ホテルは駅近&アクセス良好な場所を選ぶ
・追加スポットや地元グルメも旅の魅力を深めてくれます


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