バリ島からシンガポール経由で帰国する際、トランジットで12時間滞在するなら「一度入国して観光したい」という方も多いはず。本記事では、シンガポールで一時入国する際に必要な手続きや注意点を、具体例とともにわかりやすく解説します。
✔️SG Arrival Card(電子到着カード)は必須
シンガポールへ入国する全ての旅行者は、「SG Arrival Card」と呼ばれる電子到着カードを出発3日以内に提出する必要があります。
オンラインまたは公式アプリ経由で申請し、提出後に自動的に到着パス(e‑Pass)がメールで届きます【参照】。
🛂ビザとVisa-Free Transit Facility(VFTF)の適用
多くの国籍はシンガポール入国にビザが不要ですが、ビザが要る国でも「VFTF(96時間以内のビザなしトランジット制度)」を利用できる場合があります。
たとえば、インド・中国などビザが必要な国でも、米国・日本などの有効ビザを保有していれば、シンガポール入国が最大96時間許可される可能性があります【参照】。
✈️トランジットエリア内と入国の違い
トランジットだけで空港内に留まる場合は、Arrival Cardもビザも不要です。しかし、入国して外出するならArrival Cardやビザ要件を満たす必要があります【参照】。
ローカルの低コスト航空会社利用で「入国する必要がある」ケースもあるため、航空会社にも確認しましょう【参照】。
📋パスポート・その他提出書類の準備
他にも必要なものが複数あります。
- パスポート残存期間は入国日+最低6ヶ月
- シンガポール出国用の航空券(または船/クルーズ)
- 滞在中の十分な資金証明
- 渡航先の有効ビザ(必要な場合)
🔄実際の手続きフロー(例:日本→バリ→シンガポール→日本)
まず出発前3日以内にSG Arrival Cardを申請。
シンガポール到着後、入国審査でe‑Passを提示し、税関を通って市内へ。戻る際は同じe‑Passで再入国せず出国手続き。
📝豆知識:電子入国カードと生体認証
ICA(入管)は到着時に指紋・顔写真・虹彩などの生体認証を取得し、自動ゲートでのe‑パス運用を進めています【参照】。
これにより、旅の準備もスムーズになり、待ち時間が更に短縮されています。
✅まとめ:安心して12時間トランジットを楽しむために
旅行前の準備ポイントは以下の通りです。
- SG Arrival Cardのオンライン提出(出発3日以内)
- ビザ相当の要件があるかを確認
- パスポート残存期間・出国航空券・資金証明などを準備
これらをクリアすれば、シンガポールでの一時入国や観光も安心です。トランジット時間を有効に活用して、旅の思い出を充実させましょう!


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