駐車場の出口やビルの周囲などで見かける、格子状の排水溝の上に取り付けられたパイプ状の設備。この記事では、その正体と設置目的について詳しく解説します。
この設備の正体は「車止め兼排水口保護ガード」
写真の設備は、主に駐車場の出口に設置される「車止め」と「排水溝保護ガード」を兼ねた構造物です。
特に屋外の駐車場では、車両の進入や退出時にタイヤやバンパーが排水溝のグレーチング(格子)に接触しないように、またはグレーチングが外れたり破損しないようにするために、こうしたバー状のガードが設けられています。
主な設置目的と役割
- 排水口の保護:車両の重みによるグレーチングの破損を防止
- 車止めの役割:車が建物や精算機などに接近しすぎないようにする
- 視認性の向上:歩行者や運転手にとって視認しやすく、安全対策にも貢献
実際の施工では、耐久性のあるステンレスやスチール製が用いられることが多く、アンカー固定などで確実に設置されています。
似たような設備との違い
「車止めブロック(輪止め)」とは異なり、このバーは進入・退出両方向から車両の位置制御をサポートする役割があります。
また、「グレーチングのみ」の場合と比較すると、より高い構造耐久と人・車両双方の安全性を両立できる点がポイントです。
実際の使用例
・立体駐車場出口のスロープ先端部に設置されていた例
・物流倉庫前に設置し、重量車両の乗り上げによる排水口破損を防止
・商業施設の歩行者通路付近に設置し、転倒防止兼バリカー(簡易車止め)として活用
このように、現場の構造や目的に応じて多様な場所で使用されています。
まとめ
・このパイプ状設備は「排水溝保護+車止めガード」
・タイヤの乗り上げによる破損防止や安全対策のために設置
・車両動線の制御や視認性アップにも役立つ
・駐車場、物流施設、歩行者通路など多くの場面で活用されている
街中で見かけることが多いものの、意外と知られていないこの構造物。実は交通安全とインフラ保護を両立させる重要な役割を担っているのです。


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