東南アジアの多くの地域では、トイレットペーパーをトイレに流すのではなく、備え付けのゴミ箱に捨てるという文化があります。これは排水管の構造や水圧の関係で詰まりやすいためで、旅行者も現地のルールに従うことが求められます。
なぜ紙を流さない文化があるのか?
多くの東南アジア諸国では、トイレの排水設備が日本ほど高性能ではなく、水圧が弱い、排水管が細いといった理由から紙を流すと簡単に詰まってしまいます。
そのため、使用済みのトイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てるのが一般的です。これはホテルやレストランのトイレでも同様に案内されていることが多く、張り紙で明記されています。
一拭き目などの汚れた紙もそのまま捨てる?
はい、東南アジアでは一拭き目の汚れたトイレットペーパーもそのままゴミ箱に捨てるのが普通です。使用後のペーパーを丁寧に丸めて包むようにして、できるだけ内容が見えないようにしてから捨てるのがマナーです。
衛生面に不安がある方は、自分で小さなビニール袋を持参して使用後の紙を個別に包んで捨てるという対策もあります。
ゴミ箱にビニール袋がない場合の対処法
ホテルや公共トイレでも稀にビニール袋が設置されていない場合があります。その場合は、紙をそのまま捨てるしかないケースもありますが、衛生的な観点からは、使用済みペーパーを自分で持参した袋などで包んでから捨てるのが望ましいです。
心配な場合は、旅先に小さなポリ袋を数枚携帯しておくと便利です。
周囲に配慮した捨て方のポイント
- ペーパーは一枚で拭き終わらず、数枚で包み込むと臭いや見た目の配慮になります。
- ふた付きのゴミ箱なら必ずふたを閉めましょう。
- 袋がないときは、トイレットペーパーで何重にも巻いてから捨てると衛生的です。
国や地域による違いに注意
タイ、ベトナム、インドネシア、カンボジアなどでは紙はゴミ箱へ捨てるのが一般的ですが、シンガポールなど一部の国では日本と同様に紙を流せるトイレも増えています。
現地のトイレに張り紙がある場合は、それに従いましょう。何も書いていない場合でも、ゴミ箱があれば捨てる前提と考えるのが無難です。
まとめ:現地文化に敬意を持って行動を
日本とは異なるトイレ文化に驚くこともありますが、現地のインフラ事情を理解し、マナーを守ることが旅行者のマナーです。
トイレットペーパーはたとえ汚れていても、指定されたゴミ箱へ丁寧に包んで捨てましょう。ちょっとした配慮が、清潔な空間づくりに貢献します。


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