スイス・ツェルマットでの午後からの自由時間、どこを訪れるかは迷いどころです。特に人気の2スポット「マッターホルングレーシャーパラダイス」と「スネガ経由のロートホルン展望台」は、どちらも絶景の宝庫。限られた時間の中で最高の景色と体験を味わうための選び方を、わかりやすくご紹介します。
マッターホルングレーシャーパラダイスの魅力
ヨーロッパ最高地点の展望台として知られるグレーシャーパラダイス(標高3,883m)は、まさに圧倒的なパノラマが広がる場所。晴れた日にはモンブランやモンテ・ローザまで一望できるほか、氷河内部を歩ける「アイスパビリオン」も楽しめます。
山岳交通機関を使えば片道約45分でアクセス可能ですが、高地順応が必要なため、滞在時間も含めて2~3時間は見込んでおくのが理想です。
スネガ&ロートホルン展望台ルートの魅力
スネガはツェルマットから地下ケーブルでわずか3分という近さ。そこからゴンドラとロープウェイを乗り継いでロートホルン展望台(標高3,103m)へ行くことができます。
ロートホルンからはマッターホルンの東側が正面に迫り、特に夕方は逆光になりにくいため写真映えするポイントでもあります。午後からの行動で時間に余裕があるなら、途中のレストランや散策路も楽しめます。
午後から訪れるならどっちが向いている?
午後からの時間帯では、標高が高く天候の急変があるグレーシャーパラダイスよりも、比較的アクセスが早く安定した展望が期待できるロートホルンが安心です。
また、午後遅めの時間帯は高所では雲が発生しやすく、視界不良のリスクが高まるため、午後の限られた時間であれば標高がやや低いロートホルン展望台の方が確実に絶景を楽しめるでしょう。
実際に訪れた旅行者の声
「午後からグレーシャーパラダイスに行ったけど、途中から雲で何も見えなかった」という声がある一方で、「スネガからロートホルンまで快適に移動できて、夕日に照らされたマッターホルンが最高だった」といった好印象の声も多数聞かれます。
特にスネガ周辺のライ湖(Leisee)は逆さマッターホルンが見られることで知られ、写真好きにはたまらないスポットです。
天候による判断も重要
どちらに行くかは、現地の天気情報を当日チェックして決めるのがおすすめです。山の天気は変わりやすく、午前中に晴れていても午後は雲がかかることがあります。
ツェルマット観光局の公式アプリやWebカメラを活用して、展望台の視界状況を確認してから行動すると、満足度の高い時間を過ごせます。
まとめ:午後の短時間ならロートホルンが無難
午後からの観光で確実にマッターホルンを堪能したいなら、アクセスの良さや景観の安定性を考慮してロートホルン展望台をおすすめします。一方で、グレーシャーパラダイスの壮大な氷河世界を見たい場合は、午前中の訪問がおすすめです。
どちらも魅力的なスポットなので、時間と天候、目的に応じて最適な選択をして、ツェルマットでの旅を満喫してください。


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