帯広から釧路まで最速ルートは?国道38号と道東道の無料区間を徹底比較

車、高速道路

北海道東部を走るドライブでは、帯広から釧路までのルート選択が旅の快適さを左右します。特に「高速を使わない」条件で考えたとき、国道38号線を走り続けるか、途中で道東道の無料区間を利用するかで時間や利便性が大きく変わります。本記事ではその違いを丁寧に比較し、最適なルートを検討してみます。

2つの主要ルートの概要

帯広〜釧路間を移動する際に選択肢となるのは以下の2ルートです。

  • ①国道38号線を直進:距離約130km
    十勝清水、浦幌を通るオーソドックスなルート。
  • ②池田経由で本別ICから道東道(無料)→阿寒IC経由で釧路:距離約150km
    池田まで38号線、そこから国道242号・道東道(無料区間)を経由。

時間比較:道東道ルートが有利な理由

国道38号線は市街地を多く通過し信号が多いため、平均速度が時速50km程度となり、渋滞や工事があるとさらに遅くなります。

一方、道東道(特に本別IC〜阿寒IC間)は無料で信号がなく、時速80km以上で巡航可能。結果、距離はやや長くなるものの、到着時間は10〜20分ほど早くなる傾向があります。

交通量・安全性の違い

国道38号線は大型車の通行や歩行者も多く、特に冬季は滑りやすい峠道が続きます。特に清水峠・新得峠では凍結が問題になることも。

道東道の無料区間は片側一車線ながら、走行安定性と安全性は高く、初心者や長距離運転に慣れていない方にもおすすめです。

燃費とガソリンスタンド事情

国道38号線沿いには比較的多くのスタンドやコンビニがありますが、道東道ルートでは本別〜阿寒間にサービスエリアがないため、池田・本別・阿寒手前での給油が安心です。

走行速度が一定な分、道東道の方が燃費は良好な傾向があるという口コミも多くあります。

観光・景観面からの違い

国道38号線ルートでは十勝の田園風景や浦幌の道の駅など、地元グルメや休憩ポイントが豊富です。ドライブを「旅」として楽しみたいならこちらも魅力的です。

一方、道東道は単調な景色ですが、早く到着して釧路での滞在時間を長く取れる点では大きなメリットです。

まとめ:所要時間重視なら「池田経由+道東道」がおすすめ

総合的に見ると、「池田経由で本別ICから道東道(無料)」ルートは以下の点で優れています。

  • 平均所要時間:2時間10分程度(国道38号経由は約2時間30分)
  • 走行の快適さと安全性が高い
  • 無料区間の利用で費用も抑えられる

一方で、風景や地元感を楽しみたい人には国道38号線の魅力も捨てがたい選択肢です。旅の目的に応じて最適なルートを選びましょう。

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