真夏の万博では熱中症のリスクが高く、適切な対策が必要です。その中で「塩分チャージ」などの塩分補給アイテムが注目されていますが、「たくさん食べても大丈夫?」という不安を持つ方も多いのではないでしょうか。本記事では塩分チャージの適量や注意点、熱中症対策としての活用法を詳しく解説します。
塩分チャージはなぜ熱中症対策に効果的?
汗をかくと体内の水分と一緒にナトリウム(塩分)も失われます。水分だけを補給しても体液バランスが崩れると熱中症を引き起こす可能性があるため、適度な塩分補給が不可欠です。
塩分チャージタブレットは、ナトリウム・クエン酸・ブドウ糖などがバランスよく配合されており、効率よく電解質を補えるよう設計されています。
塩分チャージの適量とは?1日の目安
塩分チャージタブレットは製品によって異なりますが、一般的に「1回2粒、1日3~4回を目安」とされており、1日あたりの摂取量は約6~8粒が推奨されています。
たとえば「塩分チャージタブレッツ(カバヤ食品)」では、1粒に約0.1gの食塩相当量が含まれており、8粒でも0.8g程度。日本人の食事摂取基準(成人1日6.5g前後)から見ても過剰摂取になる可能性は低いですが、塩分を含む他の食品とのバランスには注意が必要です。
食べ過ぎに注意!過剰摂取のリスク
「たくさん食べたから安心」ではなく、必要に応じて適切な量を摂ることが大切です。過剰に摂取すると、のどの渇きやむくみ、高血圧リスクなどの症状を引き起こす可能性があります。
特に小学生以下のお子さまや高血圧などの疾患がある方は、医師または薬剤師のアドバイスを受けた上で利用するのが望ましいでしょう。
塩分チャージだけに頼らず、水分補給と併用を
塩分チャージはあくまで「補助食品」です。熱中症予防の基本は「こまめな水分補給」。
スポーツドリンクや経口補水液を併用することで、水分・塩分・糖分をバランスよく補給できます。特に大量に汗をかいた場合には、これらのドリンクとの併用が効果的です。
万博に持って行く熱中症対策アイテム一覧
- 塩分チャージタブレット(1袋)
- 水やスポーツドリンク(500ml~1L)
- 冷却タオルや保冷剤
- 帽子・日傘・サングラスなどの日除けグッズ
- 日焼け止め・UV対策アイテム
こうしたアイテムを事前に準備することで、長時間の屋外でも安全に過ごすことができます。
まとめ
万博などの屋外イベントでは熱中症対策として塩分チャージの活用は非常に効果的ですが、「たくさん食べれば安全」というわけではありません。
推奨量を守りつつ、水分補給とのバランスを取りながら摂取することが大切です。万全の準備で、快適で安全なイベント参加を楽しみましょう。

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