お盆の時期は日本全国で大移動が発生し、高速道路の渋滞は避けられないものとなります。今回は、埼玉県(もしくは東京都内)から香川県まで車で移動する際の所要時間や注意点、実際のルート例などを交えて詳しくご紹介します。
通常時の所要時間と距離の目安
通常の平日であれば、埼玉県から香川県高松市までの移動距離は約700〜750km、所要時間は休憩なしで約9〜10時間程度です。使用する主なルートは東名高速→新東名高速→伊勢湾岸道→新名神→山陽道→瀬戸大橋経由で香川県に至る流れになります。
ナビ上の所要時間は短くても、実際の走行では休憩や給油、食事などを考慮し、12時間以上見ておくのが現実的です。
お盆期間中の渋滞予測とピーク日
お盆期間中(例年8月10日〜16日頃)は、特に下り(地方行き)の渋滞が8月11日〜13日に集中します。早朝から混雑が始まり、午前7時〜10時頃にピークを迎えることが多いです。
NEXCO各社の渋滞予測によると、新東名や名神高速、中国道の一部では30〜50km規模の渋滞が予測され、これにより所要時間が2〜4時間以上延びるケースも少なくありません。
深夜出発・早朝出発のおすすめ
渋滞を避けたい場合は、出発時間が非常に重要です。もっとも混雑する時間帯を避けるには、深夜0〜3時に出発するのが有効です。
例えば、8月11日に香川へ向かう場合、8月10日深夜に埼玉を出発し、深夜帯に名古屋〜関西を通過できると渋滞の多くを回避できます。
高速道路のSA・PA活用と休憩戦略
長距離運転では定期的な休憩が重要です。混雑するSAを避けるには、PA(パーキングエリア)を活用するのも有効です。特にお盆はSAの駐車場が満車になることもあるため、PAで仮眠やトイレ休憩をとるのも戦略の一つです。
例:浜松SAや淡路SAは景観が良く人気のため混雑しやすいですが、手前の小規模PAを使うことでスムーズに進行可能です。
フェリーを活用するという選択肢も
体力を温存したい場合は、例えば大阪南港から四国方面へのフェリー(オレンジフェリーなど)を使う方法もあります。深夜便で出発し、翌朝に四国入りできるため、渋滞や疲労を回避する旅行プランが可能です。
このように、少し工夫するだけで快適な移動が実現できます。
まとめ:お盆時期の車移動は計画性がカギ
お盆シーズンに埼玉から香川まで車で向かう場合、通常であれば10〜12時間ですが、渋滞を含めると14〜16時間かかる可能性があります。渋滞情報を事前にチェックし、早朝・深夜出発やルート変更、フェリーの活用など柔軟な対応が重要です。
無理のないスケジュールで、安全運転を心がけましょう。


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