海外旅行で深夜便を利用する場合、到着日とホテルのチェックイン日がズレることがあります。特にマリオット系列のホテルを利用する場合、予約日をいつにすべきか悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、深夜到着時のホテル予約の正解について、マリオットのプラチナ会員の特典も踏まえて詳しく解説します。
深夜到着の場合、予約日は前日からが基本
たとえばバンコクに7月11日23時に到着し、ホテルへのチェックインが7月12日午前1時になる場合、予約は「7月11日から」にしておくのが原則です。なぜなら、ほとんどのホテルではチェックイン時間が15時ごろに設定されており、翌日の午前1時に到着する場合は前日からの宿泊が必要だからです。
もし予約を7月12日からにしてしまうと、到着時に「まだ部屋の利用開始時刻ではない」と判断され、アーリーチェックインを断られる可能性があります。特に繁忙期や深夜帯では、柔軟な対応が難しくなることもあります。
アーリーチェックインの限界と注意点
マリオットのプラチナエリート会員にはアーリーチェックインの特典がありますが、それでも通常は午前11時〜午後3時あたりが対象となることが多いです。午前1時のチェックインは“前日からの宿泊”とみなされるため、アーリーチェックインとしては範囲外です。
実際、ウェスティンやマリオットホテルスクンビットなどバンコクの主要ホテルでも、深夜チェックインを希望する場合は前日からの予約を推奨しています。これはホテル側の運営上の都合により、未予約では部屋の確保が保証されないからです。
柔軟な対応を希望するならホテルへの事前連絡を
どうしても7月12日からの予約にしたい場合は、ホテルに直接連絡を入れて、深夜到着である旨を伝えましょう。空き状況や当日の稼働率に応じて、チェックインを柔軟に対応してくれる場合もあります。ただし、この対応は確約ではない点に注意が必要です。
また、場合によっては追加料金を求められることもあります。ポイント宿泊であっても、1泊分を追加して7月11日からの予約に変更するほうが安心です。
おすすめの予約手順と例
もっとも確実なのは、初日(7月11日)から予約しておく方法です。以下のような手順をおすすめします。
- 7月11日から1泊の予約を通常通り入れる
- 必要に応じて、7月12日以降の滞在を続けるなら連泊扱いで予約
- ポイント宿泊を希望する場合は、前日分を含めた必要ポイント数を確認し、必要に応じて購入や移行を検討
たとえば「シェラトングランデ・スクンビット」では、深夜のチェックインでも問題なく対応してくれたという利用者の声も多く、事前連絡をしておくことでよりスムーズに対応してもらえます。
マリオット系ホテルごとの対応の違い
同じマリオットグループでも、シェラトン、ウェスティン、マリオットホテルなどブランドごとに対応に差があります。シェラトンやウェスティンは比較的柔軟な傾向がありますが、マリオットホテルスクンビットは稼働率が高いため、確実な対応を希望するなら前日からの予約が安全です。
また、プラチナエリートであっても、ラウンジアクセスやアップグレードなどの特典と、チェックイン時間の柔軟性は別問題と考えておいた方が無難です。
まとめ:深夜到着なら前日予約が基本、事前連絡で安心を
海外で深夜にホテルへチェックインする予定がある場合は、原則として「到着日前日から」の予約が正解です。特に午前1時など早朝チェックインの場合、通常のアーリーチェックインでは対応不可とされる可能性が高くなります。
プラチナ会員の特典をうまく活用しつつ、ホテルへの事前連絡やポイント泊の調整などでトラブルを避けるのがポイントです。安心して旅を始めるためにも、少し余裕を持った予約を心がけましょう。


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