JALを利用して伊丹から釧路へ向かう際、羽田空港での乗り継ぎ時間が短いと「荷物の預け直しに間に合うか?」と不安になる方も多いはずです。特に大きなスーツケースなど機内持ち込みができない荷物の場合、チェックインの締め切りや乗り継ぎ通路の距離が気になるところです。本記事では、羽田空港での国内線同士の乗り継ぎに関する具体的な流れと対処法を詳しくご紹介します。
羽田空港でのJAL国内線の乗り継ぎ事情
JALでは羽田空港第1ターミナルを使用しており、国内線同士の乗り継ぎは比較的スムーズに行えるよう配慮されています。特に同じ航空券内で発券されている場合は、伊丹から預けた荷物は釧路までスルーチェックインされ、自動的に乗り継がれます。
つまり、預け荷物のピックアップや再チェックインをする必要はなく、そのまま搭乗ゲートに向かえばよいケースが多いのです。
例外:スルーチェックインにならない場合とは?
ただし、以下のような場合は注意が必要です。
- 伊丹→羽田、羽田→釧路の航空券を別々に購入した場合
- agodaや旅行サイトなど第三者経由で予約しており、便名や発券経路が異なる場合
- 乗り継ぎ便のチェックインが自動的に行われない構成の場合
このようなケースでは、羽田で一度荷物を受け取り、再度釧路行きとして預け直す必要があり、30分の乗り継ぎ時間では非常にタイトになります。
スルーチェックインの確認方法
事前にスルーチェックインができているかは、以下のいずれかで確認可能です。
- JALの公式予約サイトやアプリで予約内容を確認
- 伊丹空港のカウンターで「釧路までスルーチェックインされますか?」と確認
- 事前の搭乗券に「CTS(釧路空港のコード)」の記載があればスルー扱い
不明なまま搭乗してしまうと、羽田でバタバタする原因となりますので、必ず出発前にチェックをおすすめします。
羽田での移動時間と保安検査の締切に注意
羽田空港では国内線同士の乗り継ぎでも、保安検査締切は出発時刻の20分前です。15:40着→17:10発の場合、保安検査締切は16:50ですので、実質移動時間は1時間10分あります。
荷物の預け直しやターミナル間の移動が発生する場合、その時間内で対応するのはギリギリとなり、遅延や混雑によっては乗り遅れのリスクも生じます。
不安な場合の対処法と代替策
・乗り継ぎに不安がある場合は、JAL予約センターでスルーチェックインの可否を確認するのが最も確実です。
・別切り(航空券が分かれている)なら、最低でも90分以上の乗り継ぎ時間を確保することを推奨します。
また、どうしても不安な方は、手荷物を小さめのバッグにして機内持ち込み可能な構成に変更するなど、荷物の構成そのものを見直すというのも有効です。
まとめ:JAL同士の乗り継ぎなら原則スムーズ、ただし確認を
JALで伊丹→羽田→釧路を同一予約で発券している場合は、荷物のスルーチェックインが行われ、羽田での受け取りや再預けは不要です。乗り継ぎ時間も十分に確保されています。ただし、航空券が別々に手配されている場合は要注意。預け直しが必要な場合、30分では難しいため、事前確認と余裕ある計画が大切です。
不安な場合はJAL窓口や空港係員に積極的に確認し、安心して旅程を進めましょう。


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