ゲリラ豪雨で冠水路を走るときの安全対策|ハリアーで走れる水深と車高の選び方

交通、地図

近年増加傾向にあるゲリラ豪雨では、1時間に100mmを超える激しい雨が降ることも珍しくありません。都市部では排水が追いつかず、アンダーパスや低地で冠水するケースも多く、帰宅ラッシュの時間帯に大渋滞を引き起こす原因にもなっています。本記事では、冠水時に安全に走行できる車の条件や、ハリアーなどのSUVでの走行可能水位、さらに車高の高い車への乗り換えの検討について詳しく解説します。

1時間に100mmの降水量はどれほど危険か?

気象庁によると、1時間に50mmを超える雨は「非常に激しい雨」とされ、100mm以上ともなると「滝のような雨」で視界が悪化し、排水が追いつかず道路が一瞬で冠水する危険なレベルです。

このような雨が短時間で降ると、都市部のアンダーパスや道路のくぼ地に水が溜まり、一気に通行不能になる可能性もあります。

ハリアーで走行できる水深の目安

ハリアー(現行モデル)の最低地上高は約195mm〜200mmです。一般的に、地上高の半分程度(約100mm)までは安全に走行可能とされていますが、タイヤ半分まで水に浸かるような水位(約300mm前後)になると、エンジン吸気や電装系への浸水リスクが高まります。

つまり、「昨日は走れた」としても、水位がもう数センチ高ければ非常に危険な状況であったと言えます。

車高の高いSUV・ピックアップは有利?

ランドクルーザーやハイラックスといった本格SUVやピックアップトラックの多くは最低地上高220~240mm以上あり、さらに吸気位置が高いため、ハリアーよりも冠水に対する耐性があります。

たとえば、ハイラックスの最低地上高は約220mm、ランクル300系は235mmで、約300mm程度までの浅い冠水路であれば比較的安全に通行可能です。

ただし、「車高が高ければ絶対に安全」というわけではなく、吸気や電装部、排気系の位置によって走破性能が変わるため、過信は禁物です。

冠水時に走行する際のリスクと判断基準

  • 水深が20cm以上なら走行は避けるのが原則
  • マンホールが外れている、路面が見えない場合は非常に危険
  • 徐行し、対向車が巻き上げた波に注意
  • 水中でのブレーキ操作やエンジンストールに備える

また、エンジンの吸気口から水が入ると「ウォーターハンマー現象」が発生し、エンジンが即座に故障するリスクもあります。

今後に備えてできる対策

ゲリラ豪雨が頻発する昨今では、車の乗り換えだけでなく、以下のような防災意識も重要です。

  • 冠水しやすい道路を事前に把握(自治体のハザードマップを確認)
  • 天気予報アプリで局地的豪雨をリアルタイム監視
  • 出発前に道路交通情報・市のSNS等を確認
  • 無理に迎えに行かず、状況によっては迂回や一時待避を検討

また、災害時は公共交通や徒歩での避難の選択肢も視野に入れておくと安心です。

まとめ|水没リスクに備えるには車高+判断力が重要

ハリアーでもある程度の冠水路は走行可能ですが、水深がタイヤ半分以上になると危険領域に入ると考えるべきです。ランクルやハイラックスといった高車高モデルは耐性が高まりますが、根本的なリスク回避には「状況判断力」こそがカギです。

災害時の柔軟な判断と情報収集を忘れずに、家族の安全を守るための最適な移動手段を選びましょう。

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