かつてあった「海外旅行ゴールデンタイム」はいつ?昭和~平成初期の黄金期を徹底解説

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かつて「日本の海外旅行ゴールデンタイム」と呼ばれた時期がありました。この記事では、戦後の自由化以降からバブル期、プラザ合意後にかけての飛躍的な渡航増加と、“ゴールデンタイム”のピークだった年代を具体的な数字と背景とともに分かりやすくご紹介します。

👣 海外旅行の自由化から始まった拡大期(1964~1970年代)

1964年に観光渡航が自由化され、初の海外ツアーがハワイに向けて出発しました。1966年には渡航者数が約21万人、1969年には約49万人と倍増し、「貯金すれば行ける海外」時代の幕開けとなりました。

この時期はまだ「ゴールデンタイム」と呼ぶほどの爆発的流行ではありませんが、着実な成長と旅の一般化のスタートとなりました。

バブル前夜の急成長(1980年代後半~1990年代初頭)

1985年にプラザ合意により円高が進行。同5年から国際線渡航者数は飛躍し、1987年度は869万人、1988年度には1,082万人にまで膨らみました。日本人による海外旅行の“ゴールデンタイム”といえるのはまさにここです。

1980年代後半、円高+高度経済成長という好条件が重なり、海外旅行は贅沢ではなく日常に近い存在となりました。

長期連休とGW海外旅行の隆盛期(1990年代~2000年代)

1990年代以降、「ゴールデンウィーク」や「夏休み」「年末年始」がピークシーズンとして定着。GW海外旅行は春休み・夏休みと並ぶ旅行商戦の柱になりました。

とはいえ、バブル後の不況や円安傾向、さらに2000年代に入ると旅行スタイルが多様化したことで、以前ほどの爆発的需要ではなくなっていきます。

“ゴールデンタイム”は本当に終わった?今はピークが見えにくい時代

2025年以降、GW海外旅行は例年50万人前後、全体渡航者数は年間1,000万人超でもピーク時に比べると「緩やかな高止まり」。季節ごとの旅行需要も細分化し、明確な“ゴールデンタイム”は確かに薄れてきています。

しかし、春休み・GW・夏季・年末年始などのピーク期間は依然高騰期であり、安くするならその「谷間」を狙うのが定石です。

📊 具体的数字で振り返る海外旅行ピーク年代

時期 渡航者数(推定) 背景
1964–1969年 21万 → 49万 自由化による旅行元年
1987–1988年 869万 → 1,082万 円高+好景気の相乗効果
2019年GW 92.9万 即位10連休など特殊要因

※1987〜88年は日本人による年間渡航者数のピーク期とされます。

まとめ:日本の海外旅行 “ゴールデンタイム” は約1985~1990年代前半

・1964〜70年代:自由化による黎明期
・1985〜1990年代前半:円高×バブル=渡航者数ピーク。まさに“ゴールデンタイム”
・その後は旅行ニーズの細分化・コロナなどでピーク感は弱まる

つまり、日本にとって「海外旅行のゴールデンタイム」と呼べるのは、まさに1980年代後半から1990年代初頭の5〜10年程度だったと考えられます。

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