高速道路を走行中、前方にパトカーが法定速度で走行している状況に出くわすことがあります。特に追越車線にいる場合、追い越すべきか、そのまま走行するか迷ってしまう場面も多いのではないでしょうか。本記事では、パトカーの前後での運転マナーや法的リスク、適切な対応について詳しく解説します。
法定速度で走るパトカーに遭遇した場合の基本行動
パトカーが高速道路の走行車線または追越車線を法定速度で走っている場合、一般ドライバーが「抜いてよいのか」と迷うのは当然です。しかしながら、追越車線を走行中の車両がパトカーを追い越すと、「速度超過」と見なされる可能性があります。
特に高速道路では、追越し時に10km/h程度速度を上げることが多いですが、これが取り締まりの対象になるケースもあるため注意が必要です。
パトカーの後続が車列を作る理由
前方のパトカーに気づいた車両は、追い越しをためらい、車列を作ることがよくあります。これにより、知らずに車列の後方から追越しをかけてきたドライバーが、パトカーの存在に気づかず結果的に追い越してしまい、取り締まりの対象になることがあります。
特に混雑した状況では、走行車線に戻るスペースがないままパトカーを抜いてしまうことがあり、意図的でない場合でも違反とされる可能性があります。
追越車線から戻るのがベストな判断か?
追越車線にいる車両がパトカーに近づいた場合、速度を落として走行車線に戻ることが基本的な対応です。しかし、この時点で走行車線に車列ができていたり、十分な車間がなければ、無理に戻ろうとするのはかえって危険です。
実際に起きた事例では、戻るタイミングを逸した車が結果的にパトカーを抜いてしまい、即座に停止を命じられたケースも確認されています。
「間引き追越し」と誤解されないためのポイント
もし追越しをかける場合でも、急加速や強引な割り込み、違和感のある動きは避けましょう。警察車両がパトロール中であるか、取り締まりのために走行しているかは判断がつきにくく、ドライバーとしては「常に法定速度内」で行動するのが最善策です。
また、どうしても抜く必要がある場合は、後続車が追突しない程度に減速し、十分な車間距離が取れる走行車線の隙間を見つけてから、慎重に戻りましょう。
パトカーの存在を意識した運転マナーを
パトカーが近くにいるときは、法令遵守を徹底し、走行に余裕をもつことが何より大切です。「他の車が追い越してるから自分も」ではなく、「今この状況で最も安全な行動は何か」を冷静に判断しましょう。
結果的に自分の行動が注目されやすくなる環境でもあるため、無理な判断は避け、慎重な運転を心がけるべきです。
まとめ:パトカー前後の運転は「安全第一」かつ「法定厳守」で
高速道路でパトカーに遭遇した場合、安易な追越しや減速判断が思わぬ違反になることがあります。最善の行動は、法定速度を遵守し、周囲の状況を冷静に見極めたうえで行動することです。
混雑時や追越車線を走行中の場合は、焦らず慎重に。安全運転こそが最良の選択であることを、今一度見直しておきましょう。


コメント