地方都市の中でも、特に比較されがちな香川県丸亀市と静岡県沼津市。どちらが都会か?というテーマは、居住や移住、旅行先を考える上でも関心が高まっています。本記事では、都市の機能やインフラ、アクセス性、教育機関の充実度など、客観的なデータをもとに両市の特徴を比較しながら検証していきます。
都市圏としての役割と位置づけ
丸亀市は香川県第2の都市であり、高松市のベッドタウンとして機能しています。一方、沼津市は静岡県東部における中心都市としての位置づけが強く、独自の経済圏を構築しています。
都市圏という点でみれば、沼津市は「沼津都市圏」の核として商業・行政・教育施設が集積しており、より自立性のある都市といえます。
交通インフラとアクセスの利便性
沼津駅はJR東海道本線・御殿場線が乗り入れ、熱海・東京方面、豊橋方面への直通列車があります。寝台特急サンライズ出雲・瀬戸も停車し、都市間の広域アクセスに優れています。またTOICA対応開始も2008年と早期導入でした。
対する丸亀駅はJR予讃線のみで、岡山・徳島方面へは乗換が必要。ICOCA対応も2021年と比較的新しく、交通利便性の点では沼津市がリードしているといえます。
高速道路や幹線道路の整備状況
沼津市は東名高速道路沼津ICと新東名駿河湾沼津SAがあり、都市圏内外への車でのアクセスにも優れています。さらに愛鷹PAなどの設備も整い、自動車利用者にとっても利便性が高いです。
一方、丸亀市には高松自動車道が通ってはいるものの、市内にICはなく、交通アクセスの面でやや不便さがあります。
教育・文化施設の違い
丸亀市には大学が存在しない一方、沼津市には東都大学があります。加えて、高等専門学校(沼津高専)や複数の私立高校が存在し、教育インフラの充実度は明確に沼津が上といえるでしょう。
また、文化施設や図書館の規模も沼津市の方が広く、若年層からシニアまで幅広い層に向けた機能が整っています。
商業施設と金融機関の充実度
沼津市には三菱UFJ銀行の支店が存在し、金融サービス面でも充実度が高いです。また、地場の信用金庫の本店も沼津市内にあり、地域経済の中枢を担っています。
丸亀市にも地方銀行や信用金庫の支店はあるものの、全国規模のメガバンクの支店は存在しないため、ビジネス面でも沼津市が優位といえるでしょう。
まとめ:都会度は沼津市に軍配
以上の項目を総合的に評価すると、都市機能の自立性・交通インフラ・教育・商業サービスの観点から見て、沼津市の方がより“都会”であると評価できます。
もちろん、丸亀市にも暮らしやすさや高松へのアクセスの良さといった魅力がありますが、都市規模と機能の面では沼津市が一歩リードしているといえるでしょう。

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