初めての中国旅行で気を付けたい7つのポイントとホテルの冷房事情

観光

中国は広大な国土に歴史や文化、グルメが満載の魅力的な旅行先です。しかし、文化や制度の違いも多いため、事前に知っておくことで快適で安全な旅が実現できます。この記事では、初めて中国を訪れる方に向けて、旅行中に気を付けたいポイントと、ホテル設備、特にエアコンの有無について詳しく解説します。

1. ネット環境とVPNの準備を忘れずに

中国では「グレートファイアウォール」と呼ばれるインターネット規制があり、Google、YouTube、LINE、Instagram、X(旧Twitter)など多くのサービスがブロックされています。

これらのサービスを使いたい場合は、事前にVPNアプリを日本でインストールしておく必要があります。無料VPNはセキュリティ上のリスクもあるため、NordVPNExpressVPNなど信頼できる有料サービスの利用がおすすめです。

2. 現金よりもスマホ決済が主流

中国ではほとんどの店や交通機関がスマホ決済(Alipay、WeChat Pay)を導入しています。逆に現金やクレジットカードが使えない場面も多く、事前の準備が重要です。

現在は外国人でもパスポート登録により、AlipayやWeChat Payを旅行中のみ使えるようになっています。中国入国後に空港やホテルのWi-Fiを使って登録しましょう。

3. ホテルには冷房完備が基本(激安宿除く)

中国本土のホテルでは、3つ星以上のホテルではほぼ全室にエアコン(冷暖房)完備が標準です。特に北京、上海、広州、成都などの都市部では、2つ星でも冷房設備があるのが一般的です。

ただし、1泊100元以下の安宿(簡易宿所やホステル)では冷房なしや、稼働制限付きの部屋もあるため、事前に予約サイトで「空調あり」などの表記をチェックしましょう。

4. トイレットペーパーは持参必須

中国の公共トイレには、紙が設置されていないことが非常に多くあります。ポケットティッシュは常に携帯し、トイレに備えましょう。また水に流せないタイプの紙もあるため、専用のゴミ箱に捨てるマナーも守りましょう。

ホテルには紙が備えられていますが、量が少なかったり有料なこともあるため、旅程に応じて携帯用を持参しておくと安心です。

5. 治安は比較的良いがスリ・ぼったくりには注意

中国の大都市では、深夜でも人通りがあるエリアが多く、治安は比較的安定しています。しかし、観光客を狙ったスリや、偽タクシー、料金をごまかす露店商などには注意が必要です。

支払い時は小銭・小額紙幣を準備し、観光地では荷物を前に抱えるなど基本的な対策を徹底しましょう。

6. 飲み水は必ずペットボトルで

中国の水道水は飲用に適していません。現地の人も飲料水としてはミネラルウォーターを購入しています。ホテルでも無料のペットボトルが支給されることが多いですが、不安な方は現地のスーパーやコンビニで購入しましょう。

7. 翻訳アプリ・地図アプリを活用しよう

中国ではGoogle Mapが使えないため、高徳地図(Amap)百度地図などの現地アプリがおすすめです。

また、言葉が通じない場面に備えて、オフラインで使える翻訳アプリ(Google翻訳の事前DL機能など)を活用すると便利です。

まとめ:中国旅行は事前準備がカギ

中国旅行では、ネット規制や決済方法、生活習慣の違いなどに備えておくことで、より快適な滞在が実現できます。ホテルの冷房についても、格安宿を除けば基本的に問題なく使えますが、予約前に「空調完備」や「エアコン有」の記載をチェックすることをおすすめします。

初めてでもしっかり準備すれば、中国の魅力を安心して堪能できるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました