バス運転手への就職を考えている方にとって「大型二種免許の取得支援制度」は非常に魅力的な制度です。しかし一部のバス会社の求人で「AT限定は不可」と記載されていることに疑問を持つ方も少なくありません。本記事ではその背景や注意点、実際の求人の傾向について詳しく解説します。
■ AT限定免許では入社できない理由
バスの運転業務では、基本的にマニュアル(MT)車が使用されています。路線バスや観光バスの多くはMTであるため、AT限定免許だけでは運転できません。
そのため、たとえ免許取得支援制度があっても「普通免許は所持していてもAT限定不可」としている会社が多数存在します。業務の性質上、入社条件としてMTが必要不可欠とされるのです。
■ 「AT不可」の記載がない求人も注意が必要
求人票に「AT限定不可」と記載がなくても、実際には条件に含まれていることがあるため、注意が必要です。
特に地方のバス会社では、Web上の求人要項が簡略化されていることがあり、面接時や問い合わせで初めてAT限定不可が伝えられるケースもあります。記載がない=大丈夫、とは限らないので、応募前に必ず確認を取りましょう。
■ 免許取得支援制度とは?
バス会社によっては、入社後に大型二種免許を会社負担または貸付制度で取得できる制度を用意しているところがあります。
ただし、支援制度を利用するには「AT限定でない普通免許を保有していること」が条件になっているケースが大半です。つまり、支援制度で大型二種を取る前に、AT限定解除が必要となる可能性が高いです。
■ 具体的なバス会社の求人事例
たとえば、ある大手路線バス会社では「普通免許(AT限定不可)保有者・未経験歓迎。大型二種免許取得制度あり」と明記されています。
一方で、別の会社では「普通免許所持者(MT優遇)」という表現に留め、面接時にAT限定は除外と伝えるケースも見られました。
■ 応募前に確認しておくべきチェックリスト
- 求人票に「AT限定不可」の記載があるか
- 採用担当者に電話やメールで直接確認する
- 入社後の免許取得費用の詳細(全額会社負担か、一部か)
- 免許取得に伴う条件(契約年数、途中退職時の違約金など)
■ AT限定解除の費用と期間
AT限定解除の教習は比較的短期間(2〜3日)で終わり、費用も5〜10万円程度が相場です。
そのため、バス業界への転職を本気で考えているなら、事前にAT解除を済ませておくと選択肢が広がります。
まとめ
バス会社の免許取得支援制度は非常に有益ですが、「AT限定免許」では受けられない会社が多数存在します。
求人に記載がない場合もあるため、必ず事前に問い合わせを行い、条件を明確にしましょう。将来的に安定したバス運転手として活躍するためには、MT免許の保有がスタートラインであることを理解しておくことが大切です。


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