新名神高速道路は滋賀・京都・大阪・兵庫を結ぶ延長約160kmの幹線道路で、現在「大津JCT~城陽JCT」と「八幡京田辺JCT~高槻JCT」の2つの未開通区間があります。それぞれの進捗状況を明確に理解しておくことが、今後のスケジュール把握に重要です。
八幡京田辺~高槻区間(10.7km)の現状と開通見通し
この区間はトンネルや高架橋を含む構造物の比率が高く、2022年の工程精査により当初の2023年度開通予定から2027年度末への延期が正式に発表されました :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
原因としては枚方トンネルの着工遅れや想定外の地盤硬さ・土壌汚染・発想立坑工事への時間要因などが挙げられています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
大津JCT~城陽JCT区間(25.1km)の遅延と予測
こちらも地盤改良や橋梁・トンネル工事に伴う施工が進められているものの、当初の2023~2024年度予定がさらに長期化し、開通は2028年度以降へずれ込む可能性が高いとの報道もあります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
山間地を通る難工事区間で、橋脚基礎や土砂採取跡地の対策に時間がかかっているため、さらに遅延する懸念もあります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
どちらが先に開通するのか?
現時点で、開通予定時期に明確な差があります。
- 八幡京田辺~高槻区間:2027年度末を目指して工事が進行中
- 大津~城陽区間:2028年度以降にずれ込む公算大
したがって、八幡~高槻区間が先に開通する見込みです。
進捗確認のポイント
- NEXCO西日本の連絡調整会議やプレスリリースをチェック
- 地元自治体の公式発表や都市計画報告も参考に
- 路線を利用する予定がある場合は、渋滞緩和効果や通行ルートの変化なども注意
まとめ
まとめると、八幡京田辺JCT~高槻JCT区間が2027年度末に先行開通し、大津JCT~城陽JCT区間は2028年度以降となる可能性が高くなっています。工事進捗は予期せぬ地盤や工法の変更によってさらに遅延する可能性もあるため、最新情報の確認をおすすめします。


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