パスポートの「査証欄」の余白ページは何枚必要?入国審査で拒否されないための基礎知識

パスポート

海外旅行や出張で意外と見落としがちなのが、パスポートの余白ページ、特に「査証(ビザ)欄」の残り枚数です。多くの国では入国時にスタンプやビザシールの貼付が必要で、ページ不足が原因で入国を拒否される可能性もあります。本記事では、どのページが「余白」と見なされるのか、どれくらい残っている必要があるのか、そして運用実態について詳しく解説します。

パスポートの「余白ページ」とはどこを指すのか

「余白ページ」とは、パスポートの中ほどにある「査証(VISA)」と記載された見開きのページを指します。写真がある個人情報ページやICチップ埋込ページ、所持人記載欄などは対象外です。

見開き=左右2ページ分が1セットとされ、入国管理官がビザや入国スタンプを押すための十分なスペースが必要です。

国によって求められる余白の枚数は異なる

多くの国では「見開き1ページ以上」が目安ですが、中には「見開き2ページ以上」の余白が必要とされる国もあります。以下は一例です。

  • アメリカ:原則見開き1ページ以上
  • インド:ビザ貼付のため見開き2ページ
  • 南アフリカ:見開き2ページが入国条件

国によって明文化されていないケースもありますが、余裕を持った余白が推奨されます。

スタンプやシールの貼付はページを飛ばすことも

実際には入国審査官の判断でページを飛ばしてスタンプやシールが貼られることがあります。たとえ空いているページがあっても、「その国の記録をまとめたい」や「視認性を優先したい」などの理由から空いているページを飛ばす例も見られます。

そのため、ランダムな貼付があったとしても不正ではなく、係官の裁量によるものです。

余白が完全になくなったら入国できないのか

はい、余白が1ページも残っていない場合、多くの国で入国を拒否される可能性があります。特に、査証貼付が必要な国(例:インド、ベトナム)では、ビザそのものを貼れないため入国自体が不可能となります。

入国できないだけでなく、出国時にも問題になる恐れがあるため、事前にページ数を確認し、不足しそうであれば再発行または切替申請を検討しましょう。

パスポートの余白が少なくなったときの対処法

日本では、残りのページ数が少なくなったパスポートに「ページ増補」する制度は2020年に廃止され、パスポートの切替(更新)申請が必要です。10年または5年有効のパスポートを再取得することで新たなページが得られます。

旅行直前に気づいても即日発行はできないため、日数に余裕をもって手続きを。

まとめ:余白は最低でも見開き1ページ、国によっては2ページ以上を確保しよう

パスポートの査証欄は単なる「空白」ではなく、入国に不可欠なスペースです。
・通常は見開き1ページ以上必要
・一部の国では見開き2ページ以上が必須
・係官がページを飛ばすのは一般的な運用
・余白がなくなると入国拒否のリスクがある

余白が少ないと感じたら早めに切替申請を検討しましょう。トラブルのない快適な渡航のためにも、パスポートの状態確認は重要です。

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