東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーでは、小さなお子さま連れや妊娠中の方などがいるグループ向けに「交代利用サービス(Rider Switch)」が提供されています。この記事では、交代利用サービスの基本的な仕組みから、利用時にどこから案内されるのか、さらにスター・ツアーズのような短時間待ちのアトラクションでも使うべきかどうかの判断ポイントまで詳しく解説します。
交代利用サービスとは?
交代利用サービスは、アトラクションに同伴できないメンバー(例:幼児)がいる場合に、一方が先にアトラクションを体験し、その後もう一方が交代して体験できるようにする仕組みです。
例えば、父親が子どもと一緒に待ち、母親が先に乗ったあと、母親と交代して父親が待たずに乗ることができるという流れです。対象アトラクションであれば、どちらも同じ列に再度並ぶことなく乗れるのが最大のメリットです。
交代時の案内ルート:どこから乗るのか?
交代利用サービスを使って2人目が乗る場合、スタンバイ列の途中から案内されるケースが多く、DPA(ディズニープレミアアクセス)やプライオリティパスと同じような優先ルートとは異なります。
実際の案内ルートはアトラクションごとに異なり、係員が案内カードやバンドを渡すことで対応しています。乗り場まで直行ではなく、一定の待機列を経由することもあるため、完全に「待ち時間ゼロ」というわけではありません。
スター・ツアーズなど短時間待ちのアトラクションでは?
スター・ツアーズは比較的回転が速く、待ち時間が5分~15分程度のことも多いため、交代利用のメリットは薄くなる場合もあります。待機列が短い場合は、通常のスタンバイで順番に並んだ方が早いというケースも少なくありません。
ただし、混雑時や子どものコンディションによっては、交代サービスを使っておくことでスムーズな交代が可能になります。状況に応じて判断するのがベストです。
交代利用サービスの具体的な流れ
1. アトラクションの入口でキャストに交代利用を申し出る
2. 利用できる場合、1組目が通常のスタンバイ列で体験
3. キャストから渡される案内カードやバンドを2組目が受け取り、案内された入口から乗り場へ移動
4. 2組目がアトラクションを体験
なお、同行者の中で体験済みの人が再び乗ることができる場合もありますが、アトラクションや混雑状況によって異なります。
交代利用サービスが使える主なアトラクション
交代利用サービスが使えるアトラクションは、身長制限や年齢制限がある以下のようなライド系が中心です。
- スペース・マウンテン(ランド)
- ビッグサンダー・マウンテン(ランド)
- センター・オブ・ジ・アース(シー)
- ソアリン:ファンタスティック・フライト(シー)
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー(シー)
必ず最新の運営状況や制限を公式サイトで確認するようにしましょう。
まとめ:状況に応じて賢く使えば大きな助けになる
交代利用サービスは、グループ内にライドに乗れない人がいる場合の心強い味方です。アトラクションによっては大幅な時短になることもありますが、待ち時間が短い場合は交代せずにそのまま順番に並ぶという選択もありえます。現地での状況とキャストの案内をもとに、柔軟に判断するのがベストです。

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