肥満率が低い国同士でも、個人の実感には差があります。本記事では、ベトナム在住者とトーゴ在住少年の視点が異なる理由を、統計や生活習慣からわかりやすく分析します。
統計データと“見た目”のギャップ
2008年の統計では、ベトナムやトーゴの成人肥満率は4~7%程度と低水準にありますが、“0人見た”という経験にも地域差や誤差の可能性があります。
例えば都市部では肥満者がやや目立ちやすく、地方ではほとんど見かけないこともあります。トーゴの首都ロメでも、少年が日常で見るのは非肥満者ばかりだった可能性があります。
統計の集計方法と認識の違い
統計はBMI30以上を肥満と定義するため、軽度肥満(BMI25〜29.9)は含まれていません。
現地の人は「肥満=非常に太っている人」と認識する傾向があり、BMI25付近の人は“普通”と思われがちで、見た目では肥満者がいないように感じられます。
文化・食生活・成長段階の影響
ベトナムでは都市部の生活習慣変化で中高年に肥満者が増加してきています。
一方トーゴで「少年が見た風景」は、まだ成長期・子ども中心の環境である可能性もあり、大人の肥満が視野に入ってこなかったという背景も大。
サンプルサイズの違いによる印象の差
「1人だけの観察」と「人口全体」では印象が大きく違います。776万人の国でさえ、一地区で見かけないケースはよくあります。
実際、肥満率4%の国なら100人に4人いる計算ですが、友人や身近な人にその4人がいないだけかもしれません。
まとめ:矛盾ではない“見た目と統計の差”
・肥満率が低くても“1人も見ていない”経験は珍しくはなく、両者の話は矛盾しません。
・定義、文化、観察環境によって“大人の肥満”への認識や見え方に差が出るのです。
・本当に気になる場合は、BMI別の年齢層別統計や都市と地方別データにも注目すると理解が深まります。


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