交通業界では“乗客が少ない路線=採算が悪い”というイメージがありますが、実際には様々な理由で路線が維持されることがあります。今回は、池袋~USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)間のアルピコ&京王バス直通便が「ガラガラでもなぜ廃止されないのか?」をわかりやすく解説します。
直通バス路線の意義と役割
直通バスは乗客数以外にも重要な役割を担っています。例えば、空港アクセスや観光地との結びつきを強化するUSJ公式案内。
乗客数が少なくても、「経路の確保」や「ブランド価値の維持」によって継続運行されるケースが多いのです。
路線維持の背景事情
赤文字要点:直通バスの採算は往復利用を前提としたもの。片道だけ空いていても往路復路でバランスをとることで維持できることがある。
また、アルピコ交通と京王バスが共同で運行しているため、リスク分散が可能なのも継続理由の一つです。
補助金や他公共性の観点
一部の観光路線は自治体との連動による補助やコラボ企画がある場合があります。
例えばUSJ関連のプロモーションが組まれている場合、観光振興施策の一環として路線を温存している可能性が高いです。
運営会社の戦略的メリット
空席が目立つ路線には「臨時便」や「季節需要」対応がしやすいというメリットもあります。
さらに、運行データを持つことで混雑時やイベント時に迅速な対応が可能になります。
今後の動向と注意点
現時点では廃止予定は出ていませんが、今後の乗客数動向や道路情勢次第で検討される可能性はあります。
「乗客数が極端に低い」「公共補助が縮小される」などの兆しがあれば、次の動きに注視しましょう。
まとめ:ガラガラでも廃止されないのは納得できる理由がある
今回の池袋~USJ線は、単なる採算性だけで判断されず、公共性・自治体・運行の柔軟性といった視点で維持されている非常に典型的な事例です。
もちろん今後状況が変われば廃止の可能性もゼロではありませんが、現時点ではむしろ「ガラ空きだからこそ残している」と考えるのが自然でしょう。


コメント