紙の航空券はパウチしても大丈夫?感熱紙の特性と保管方法を解説

国内

旅行の記念として紙の航空券をきれいに残したい方にとって、パウチ加工は魅力的な保存方法のひとつです。ただし、航空券に使われる紙の性質によっては注意が必要です。

空港で発行される紙の航空券は「感熱紙」?

現在、日本国内の多くの航空会社(ANA、JALなど)では、搭乗券や手荷物タグの多くに感熱紙(サーマルペーパー)が使われています。これは印刷時にインクを使わず、熱で黒く発色する仕組みの紙です。

そのため、ラミネート加工(パウチ)など、高温がかかる処理を行うと紙全体が黒く変色し、情報が判別できなくなるリスクがあります。

パウチ加工はNG?きれいに残すには

パウチ加工機の熱は100℃以上になることが一般的で、感熱紙にとっては高温すぎるため、パウチは基本的に推奨できません

代替手段としておすすめなのは、

  • 厚手のクリアホルダーに保管
  • 写真スキャンまたはコピーして紙媒体で保存
  • UVカットのクリアファイルやアルバムに収納

です。感熱紙は紫外線や摩擦にも弱いため、保管場所にも配慮が必要です。

実際に起こったトラブル例

SNSでも、「記念にとっておいた航空券が真っ黒になっていた」「ラミネートしたら文字が消えた」といった報告が多数見られます。特に2020年代以降の自動発券機で印刷される券は、ほぼすべて感熱紙です。

JALやANAなどの公式な案内にも、感熱紙で発行された券類への加熱加工は避けるよう注意書きがあります。

長期保存にはデジタル保存も有効

スマートフォンでのスキャンアプリ(Adobe ScanやGoogle Driveなど)を使って、画像として保存しておくと退色や劣化の心配もなく安心です。

また、印刷時にコピー用紙に出力し直してからパウチすることで、見た目だけでも残す方法もあります。

まとめ

紙の航空券をきれいに保存したい場合、感熱紙である可能性が高いためパウチ加工は避けるのが無難です。

おすすめは、スキャンやコピーで保存したうえで、原本はクリアファイルなどで光と熱を避けて保管する方法です。

大切な旅の記録を長く楽しむために、紙の特性を理解した保存を心がけましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました