韓国のD2ビザ(留学ビザ)を取得している場合、短期の海外旅行を計画することは可能ですが、いくつかの注意点を押さえておくことで、トラブルや入国審査での誤解を回避できます。特に、短期間での再入国やビザの有効性について不安を抱える方も多いでしょう。本記事では、韓国から他国へ出国・再入国を検討しているD2ビザ保持者向けに、具体的なアドバイスをまとめました。
韓国D2ビザの基本的なルールと再入国要件
D2ビザは学生ビザの一種で、韓国国内の大学や大学院などの教育機関での就学を目的とするものです。このビザは原則として、ビザ有効期間中であれば出入国が自由ですが、再入国許可制度の変更により、特定の期間を超える出国や未申告の出国には注意が必要です。
ただし、2021年以降は「再入国許可免除制度」により、D2ビザ保持者が出国から90日以内に韓国へ戻る場合、特別な申請なしで再入国が可能です(例外もあるため韓国出入国管理局の最新情報を確認してください)。
短期旅行(例:ベトナム)によるビザ取消リスクは?
ビザが取り消されるケースとしては「長期間不在」「就学目的と無関係な活動」「出国申請に関する義務違反」などがあります。今回のように数日の旅行であれば、就学スケジュールに支障がなければビザ取消の可能性は極めて低いです。
ただし、以下の点に注意してください:
- 出国・帰国の前後に大学の出席・授業日がある場合は出席確認を取っておく
- 外国人登録証(ARC)は常に所持し、帰国時の入国審査時に提示できるようにしておく
- フライトスケジュールやビザの有効期間を明確に把握しておく
出国直後の再出国は怪しまれる?
韓国入国から数日で再び他国に出国する場合、入国審査官によっては簡単な質問をされることがあります。しかし、旅行の目的が明確であり、滞在先や復路チケットがある場合には特に問題はありません。
また、ビザステータスがD2(学生)であり、就学継続の意志が明確である場合には、入国拒否や問題視されるリスクは非常に低いと考えられます。
実際の経験談:韓国留学生の短期海外旅行
ある日本人留学生は、夏休み中に一時帰国し、韓国に戻ってから数日後にタイ旅行をしたそうです。入国審査では「何の目的で再入国したのか」「どの学校に通っているのか」といった質問を受けたものの、学生証の提示や学校の在学証明を持参していたためスムーズに入国できたとのことです。
このように、必要な書類を用意しておけば、想定外のトラブルを防ぐことができます。
トラブルを避けるための準備リスト
- 大学の在学証明書・学生証のコピー
- 韓国の居住証(外国人登録証 ARC)
- 往復の航空券(特に韓国への帰国便)
- 旅行の目的やスケジュールの簡単なメモ(韓国語または英語)
- 万が一の質問対策として、通っている学校名・所在地を韓国語でメモしておく
まとめ:D2ビザ保持者も計画的な短期旅行は問題なし
D2ビザを保持している学生が、短期間の海外旅行を計画することは一般的であり、正しい手続きをしていればビザの取消や入国トラブルの心配はほとんどありません。出国前後のスケジュール管理と書類準備を徹底し、不安なく旅を楽しみましょう。


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