サウナと水風呂は「整う」体験ができるとして人気ですが、正しく利用しないと健康リスクを伴うこともあります。特に冬場は、急激な温度差によって体に大きな負担がかかる可能性があります。本記事では、温冷交代浴の正しい入り方とマナー、そして医学的な観点からのリスクについて詳しく解説します。
急激な温度変化がもたらす身体への影響
サウナでは体温が一気に上がり、心拍数や血圧も上昇します。その状態で一気に冷たい水風呂へ入ると、血管が急激に収縮し、血圧がさらに上昇。高齢者や高血圧の方は特に危険で、心筋梗塞や脳卒中のリスクが指摘されています。
特に冬場は外気温との差も加わり、ヒートショックのリスクが高まるため注意が必要です。
安全な温冷交代浴の基本ステップ
- 1. サウナでしっかり温まる(目安:8〜12分)
- 2. シャワーで汗を流してから水風呂へ
- 3. 水風呂は1分〜2分が目安
- 4. 休憩(外気浴)で体を整える
この1〜4の流れを「1セット」として、体調に応じて2〜3セット程度で切り上げるのが理想です。水風呂から出た直後に再度サウナに入るのは、体に大きな負担がかかるので避けましょう。
マナー違反が事故を招く?気をつけたい行動
水風呂から全身びしょ濡れのままサウナに戻る行為は、衛生面でもトラブルの元になります。床が濡れて転倒事故につながったり、他の利用者が不快に感じることもあります。
また、急激な体温変化で意識を失い、サウナ内で倒れる事故も報告されています。公共の施設ではマナーと安全意識を持って利用しましょう。
医師が警告するヒートショックとその対策
ヒートショックとは、温度差によって血圧が急変し、失神や心臓発作を引き起こす現象です。特にサウナ後の水風呂、または寒い脱衣所からの入浴が危険とされています。
医師によると「高齢者や循環器系疾患を持つ方は、サウナ・水風呂は避けるか医師と相談を」とのこと。年齢や体力に応じた無理のない利用が基本です。
実際の事故例と対策事例
2022年には、サウナ施設内で高齢男性が水風呂後に意識を失い救急搬送される事例が報告されました。原因は、長時間のサウナ滞在と急冷によるヒートショックとされています。
対策としては、「こまめな水分補給」「1セットごとに休憩」「無理に我慢しない」など、自己管理が重要です。
まとめ:サウナと水風呂は正しく使えば健康効果も
サウナと水風呂は、正しく使えば血行促進やストレス軽減などの健康効果が期待できます。しかし、誤った利用法やマナー違反は事故の原因にもなります。
とくに冬場はヒートショックへの理解を深め、安全第一でサウナライフを楽しみましょう。自分自身だけでなく、他の利用者にも配慮した利用が大切です。

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