高速道路を運転していて気になるのが「オービス」。特に、制限速度が一時的に変わっていたり、メーター読みでギリギリの速度で走行していた場合、「今の速度で光るのか?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、中国道を含む高速道路上のオービスに関する3つのよくある疑問について、制度や仕組みに基づいて詳しく解説します。
規制速度が下がっている場合も、オービスの作動条件は変わる?
オービスは「法定速度または規制速度を明確に超えた速度」で走行した車両に対して作動します。そのため、通常80km/h制限の高速道路が工事や規制で50km/hに制限されている場合でも、作動基準は原則として「その時点の制限速度」を基に判断されます。
つまり、50km/h制限中に120km/hで走行した場合は、当然ながらオービスは作動対象になります。むしろ、通常よりも速度超過の幅が広くなるため、検挙の可能性も高くなります。
オービスが光る時の色は白?赤?
オービスが作動した際のフラッシュの色は「赤」または「白」です。設置されている機種によって異なりますが、近年は赤色LEDやストロボタイプが主流です。赤色は暗所でもナンバープレートや車内を鮮明に撮影しやすい特性があり、夜間においても目撃者に「撮られた」と分かるよう設計されています。
ただし、一部の新型オービス(可搬式・レーザー式)では、フラッシュがほとんど見えないものや、完全無音・無発光で作動するタイプもあり、知らないうちに記録されているケースも存在します。
メーター読み120km/hは光るか?誤差の範囲とは
車のスピードメーターは、実際の速度よりもやや高めに表示されるよう設計されています。これは法令で「実速度より速く表示することは許容されるが、遅く表示することは不可」と定められているためで、一般的にメーター読み120km/hは実測で110〜115km/h程度であることが多いです。
そのため、メーター読み120km/hであっても、オービスの作動基準に達していない可能性があります。たとえば、80km/h制限であれば、+40km/h超過の120km/h前後からが検挙対象になることが多いと言われていますが、これは機種や運用ポリシーによって異なります。
特に自動取締機は「確実に違反が成立する速度」で作動させるよう調整されているため、ギリギリの速度では光らないこともあります。ただし、「たまたま光らなかっただけ」というケースもあるため、油断は禁物です。
オービスの種類によって違う作動基準
日本国内の高速道路に設置されているオービスには、主に以下の種類があります。
- ループコイル式(LHシステム):道路に埋め込まれたコイルで速度を検知。主に固定式。
- レーダー式:電波で速度を測定。天候に弱いが広範囲対応。
- レーザー式(可搬型):最近増えているタイプ。軽量・可動式で移動取り締まりに使われる。
これらのオービスごとに感知方式や起動閾値が異なるため、同じ速度でも「ある場所では光ったのに別の場所では光らなかった」といった違いが生じることがあります。
まとめ:速度制限に合わせて作動基準は変わる。余裕を持った安全運転を
オービスは道路上の「その時点の制限速度」に基づいて作動するため、規制中の一時的な制限でも油断は禁物です。また、メーター読みの誤差やオービスの仕様により、必ずしも一定の速度で光るとは限りませんが、それは「光らない保証」ではなく、単なる「作動しなかっただけ」の可能性があります。
速度超過は重大事故のリスクを高めるだけでなく、罰則・違反点数にも大きく影響します。たとえオービスがない場所でも、安全と周囲への配慮を優先した運転を心がけましょう。


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