近年LCC(格安航空会社)の国際線利用が増加する中、羽田空港での国際線から国際線への短時間乗り継ぎが話題となっています。特にHKエクスプレスのようなLCC同士の乗り継ぎは、一般的なコードシェア便とは異なる注意点があります。本記事では、羽田での1時間10分という短い乗り継ぎ時間での注意点やスムーズな移動方法を詳しくご紹介します。
HKエクスプレスは「乗り継ぎ対応」していないLCC
HKエクスプレスは「乗り継ぎ保証のない」LCCです。つまり、同一航空会社であっても、前便に遅延が発生して次便に間に合わなかった場合の補償は一切ないという点に注意が必要です。
そのため、1時間10分の乗り継ぎ時間は非常にタイトで、万が一前便が遅れた場合には乗り遅れるリスクがあります。
羽田空港での国際線→国際線は「再入国」が必要なケースが多い
HKエクスプレスでは、羽田空港での乗り継ぎ時に「制限エリア内での国際線→国際線移動」ができる仕組みが整っていません。そのため、一度日本に入国(入国審査・税関通過)してから、再度出国手続きをする必要があります。
入国審査は深夜でも稼働していますが、同時間帯は航空便が集中しており、手続きに時間がかかる可能性も。早朝便を利用する他の乗客と重なることで、手続きが滞るリスクもあります。
オンラインチェックインと預け荷物なしの強み
今回のケースでは「オンラインチェックイン済み」「預け入れ荷物なし」とのことですが、この条件は大きなメリットです。オンラインチェックイン済みであれば、出発便のカウンターに立ち寄る必要がなく、入国後すぐに保安検査→出国手続き→搭乗ゲートへと進めます。
搭乗ゲートの締め切りは通常「出発の30分前」ですが、LCCでは20分前に締め切られることもあります。01:20着→02:30発というスケジュールでは、移動に遅れがなければギリギリ間に合う可能性は高いですが、保安検査場の混雑などによってはリスクも伴います。
羽田空港第3ターミナルの動線と移動時間の目安
羽田空港の国際線ターミナル(第3ターミナル)は比較的コンパクトですが、深夜の時間帯は動線に制限がかかることもあり、手続きの待ち時間が読みにくい状況です。
目安としては以下の通りです。
- 入国手続き:約15〜25分
- 出国手続き:約10〜15分
- 保安検査:約5〜15分
- 搭乗ゲートまでの移動:約5分
これらをスムーズにこなせた場合でも、40〜60分を見積もっておくと安心です。
リスクを軽減するための対策
乗り継ぎ時間が短い場合でも、事前にできる対策を講じることで成功率を高めることが可能です。
- 前便の着陸予定スポットを事前に確認
- 到着後、入国審査列で係員に事情を伝え優先対応をお願いする
- 出発便のゲート番号を事前に把握しておく
- 非常時の代替便の調査と予備費用の準備
まとめ:HKエクスプレスでの羽田乗り継ぎは「できるがリスク大」
羽田空港でHKエクスプレスの国際線から国際線への1時間10分乗り継ぎは、預け荷物なし・オンラインチェックイン済みであれば物理的には可能ですが、遅延・手続き待ちのリスクを十分に理解し、緊急時の対策を備えておくことが不可欠です。
LCCを利用する際は、「乗り継ぎ保証がない」という前提で、余裕のあるスケジューリングが安心の旅につながります。


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