イギリス大学院修士論文の不合格とPost‑Graduate Visa取得:再提出でビザはどうなる?

ビザ

英国大学院への留学を目指す人にとって、修士論文の一発合格に失敗した場合のビザ延長とPost‑graduate Visa取得の関係は非常に重要なテーマです。本記事では、論文再提出が必要になったケースでのビザ継続とPGV取得の可能性について、大学やUKVI(英国政府移民局)の正式ガイドラインをもとに詳しく解説します。

修士論文で不合格(リファー)になるとどうなる?

多くの英国大学では、最初の論文提出で不合格(リファー)となった場合、修正・再提出の機会が与えられます。しかし、これがビザに与える影響はコースの種類や出席義務の有無で異なります。

・PhDなど研究系コースでは、再提出が認められ、大学が学内での出席要否を判断し、支援があればCAS発行やビザ延長の対象になります:contentReference[oaicite:0]{index=0}。

・一方、修士号など授業系コース(PGT)は、授業出席が終わっている場合、再提出のみの場合は学内に残る学習義務がなくなるため、大学側がビザ延長のスポンサーになれない可能性があります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。

ビザ継続の要件とCAS発行

大学がビザ延長のスポンサーとなるためには、以下の要件が基本的な判断基準となります。

  • **学内出席義務があるか**…修士の再提出のみであれば外部提出が可能なためスポンサー不可。
  • **再提出期間中に大学への通学や設備利用が必要か**…必要であればCAS再発行の交渉が可能。
  • **大学が正式に延長を認めているか**…大学ごとの留学生支援による。

大学によっては、書き直し期間中の再登録(re-registration)を条件にビザ延長を認める例もあります:contentReference[oaicite:2]{index=2}。

Post‑graduate Visa(Graduate Route)への切り替え

修士号の修了後に申請可能なPost‑graduate Visa(卒業後ビザ)は、**Student Visa終了前に修了と合格が必要**です。

修士論文が1回で合格しなければ、Post‑graduate Visaへの切り替え申請はタイミング的に難しくなります。再提出が必要だと、Student Visa期間内に学位取得できないためです:contentReference[oaicite:3]{index=3}。

実例とFAQ

実例: PGT修士の場合、再提出があると外部提出扱いになり出席義務がなくなる → 学内でCASが出ず、Student Visaの延長不可 → Post‑graduate Visa申請も不可。

PhD等の研究系: 出席義務が継続するなら、再提出中もCASによりStudent Visa延長ができ、その後Post‑graduate Visaへの切り替えが可能。

まとめ

修士学位取得とPost‑graduate Visa取得を目指すなら、修士論文を一発合格できるように準備するのが最も確実です。

もしリファー(再提出)になった場合は、以下の点を早急に確認・対応しましょう。

  • 大学にCAS発行やStudent Visa延長の可能性があるか相談する
  • 再提出中に大学に通学や設備使用できるか確認する
  • Post‑graduate Visa申請に必要な修了日までに間に合うスケジュールになっているか検討する

以上を踏まえた計画的な準備が、ビザ維持と卒業後の働き方選択を確実にするポイントです。

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