はじめての海外旅行では、ホテル予約や航空券の手配など、慣れない作業が多くミスが起きることも珍しくありません。特に日付を間違えて予約してしまうケースはよくあるトラブルの一つです。この記事では、返金不可・日付変更不可のホテル予約を誤ってしまった際に取れる可能性のある対応策と、実際に助かった例、そして今後同じことを防ぐためのポイントを紹介します。
キャンセルポリシーが「返金不可」の意味とは
返金不可(Non-Refundable)のキャンセルポリシーは、予約後の変更・キャンセルにかかわらず代金が請求される条件です。多くの場合、予約完了と同時に全額が課金され、ホテル側の都合以外では返金対象になりません。
この条件は特別割引や限定セールで多く見られ、格安で泊まれる反面、柔軟性に欠ける点が特徴です。予約時はキャンセルポリシーの欄を必ず確認することが大切です。
返金不可でも救済される可能性はある?
完全に不可能というわけではありません。特に、以下のようなケースでは対応される可能性があります。
- チェックイン前の早い段階で誤りに気づいた場合
- 1泊だけ間違えたなど、ホテル側の負担が少ない場合
- ホテル側の空室状況に余裕がある場合
このような場合、丁寧な謝罪と説明を含む英語メッセージをホテル側に直接送り、返金ではなく日付変更を希望すると、柔軟に対応してもらえることがあります。
booking.comのカスタマーサポートは交渉の味方
booking.comはホテルとの間に入って交渉してくれるケースもあります。特に英語が不安な場合、サポートセンターのチャット機能や電話を使って状況を説明すると、ホテル側とのやり取りを代行してくれる場合があります。
ただし、サポートが介入しても最終的な判断はホテル側に委ねられるため、必ず変更や返金が実現するとは限りません。
実際に返金や日付変更に成功した事例
・韓国のホテルで日付を1ヶ月間違えたが、メッセージで「初めての海外で混乱していた」と丁寧に伝えたところ、日付変更に応じてもらえた。
・フランスのホテルではbooking.com経由で「予約日を間違えていた」と相談したら、「次回泊まるならその分をディスカウントします」とバウチャー対応してもらえた。
今後の予防策:トラブルを防ぐためにできること
このようなトラブルを防ぐには、次のようなポイントを意識すると安心です。
- 予約画面で日付と年を声に出して確認する
- 予約完了前にスクリーンショットをとる
- キャンセルポリシーが柔軟なプランを優先的に選ぶ
- クレジットカード決済前に最終確認する
また、旅慣れていない時期は「返金可」プランの選択が安心です。多少料金が高くても、自由度の高さがトラブル時の保険になります。
まとめ:ミスしても諦めず、誠意を伝えることが大切
予約ミスに気づいた時点で、すぐにホテルや予約サイトのサポートへ連絡し、丁寧に誠意をもって説明することが最も重要です。状況次第では柔軟な対応をしてくれるホテルも多く、完全に諦める必要はありません。そして今後は「保険代」と思って、返金可能なプランを選ぶことも検討してみてください。

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